アメリカを代表する美の殿堂メトロポリタン美術館は、ニューヨーク・マンハッタンの中心地セントラルパークにあり、世界中から来館者が集まります。先史から現代まであらゆる地域から集められた200万点以上の所蔵作品が収められ、中でも3万点にも及ぶエジプト・コレクションは、世界で最も包括的なコレクションの一つに数えられています。

 「メトロポリタン美術館 古代エジプト展 女王と女神」は、そのコレクションから“女性”をテーマに厳選された約200点を日本初公開します。

 見どころは、古代エジプトの繁栄に大きく貢献した神秘の女王ハトシェプストにまつわる品々。第18王朝のファラオとして政治を行った彼女は、内政と交易の強化に力を入れ、古代エジプトの文化的最盛期を築きましたが、近年までその存在は多くの謎に包まれていました。本展では、約20年の在位中に建設したハトシェプスト女王葬祭殿から発掘された彫像などから彼女の実像に迫ります。

 古代エジプト神話には多くの女神が登場します。女神たちはそれぞれ役割を持ち、当時の人々から篤い信仰を集めていました。愛と美を司り、牛の頭を持ったハトホル女神を中心に、古代エジプトの女神たちがモチーフとなった当時の儀式道具や楽器などを通じて紹介します。

 王族女性が実際に使用した装身具や化粧道具の展示も、本展の大きな魅力の一つです。装身具は、日常で身につけるだけなく儀式などでも重要な役割を持ち、金や宝石をあしらった豪華な細工は思わず見とれてしまうことでしょう。一方、化粧道具も、デザイン性に優れたものが多く、現代でも通用するような細工の一つ一つに普遍的な女性の美意識を感じることができます。

 会期中お得に観覧されたい方は「土曜限定夜間割引券」をご利用ください。土曜日の16:30~19:00(ご入場は18:30まで)のみに利用可能な割引券で、一般当日1,500円のところが、900円に割引されます。一般当日のみの扱いで、会場でのみ発売されます。

詳しくは公式サイトをご覧ください。

■メトロポリタン美術館 古代エジプト展 女王と女神

■会期:2014年10月13日(月・祝)~2015年1月12日(月・祝)

■会場:神戸市立博物館(神戸市中央区京町24)

■開館時間:午前9時30分~午後5時30分(土曜日は午後7時まで)

※入館は閉館の30分前まで

■休館日:月曜日(ただし祝日および12月22日(月)、29日(月)、1月5日(月)は開館)、12月31日(水)、1月1日(木)は休館

■観覧料:一般1500円(団体1300円)、大学・高校生1100円(同900円)、中学・小学生600円(同450円)

■公式サイト:http://met-egypt2014.jp

■問い合わせ:078・391・0035(神戸市立博物館)

主催:神戸市立博物館、メトロポリタン美術館、朝日新聞社、MBS

特別助成:アメリカ合衆国大使館

後援:外務省、文化庁、KissFM KOBE

協賛:東レ、丸紅、竹中工務店、凸版印刷

特別協力:日本教育公務員弘済会兵庫支部

協力:日本航空、日本貨物航空

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