[PR]

 米国・ボストン美術館の主要部門からえりすぐった珠玉の80点を紹介する。同館の幅広いコレクションを総合的に見せる展覧会は約40年ぶり。

 美術館が開館した1876年当時5千点だった作品数は、現在では50万点近くにのぼり、世界有数の規模を誇る。国や州の財政援助を受けずに収蔵品を増やし続けている点も注目に値する。コレクションの中でも、印象派を中心とするヨーロッパ絵画、日本美術は特に人気が高い。

 ヨーロッパ絵画では、ゴッホの「郵便配達人ジョゼフ・ルーラン」と「子守唄、ゆりかごを揺らすオーギュスティーヌ・ルーラン夫人」が見逃せない。画家の友人だったルーラン夫婦を描いた2点の傑作がそろって日本で展示されるのは初めてだ。日本美術では高さが2・8メートルにもおよぶ英一蝶(はなぶさいっちょう)「涅槃図(ねはんず)」が初の里帰りを果たす。

 1999年の開館以来、姉妹館としてボストン美術館の作品を紹介してきた名古屋ボストン美術館。今秋に閉館を控える同館の幕引きを飾る本展は、最高級の作品と、それらの収集を可能にしたコレクターたちの物語を堪能する貴重な機会となる。

■ボストン美術館の至宝展

■会期・会場:2018年2月4日(日)まで神戸市立博物館、2018年2月18日(日)~7月1日(日) 名古屋ボストン美術館

イベントピックアップ

特集