春になると一斉に咲きそろうチューリップやスイセン。そんな身近な草花をモチーフにしたウィリアム・モリス(1834~96)の作品を中心に、壁紙と版木約130点を紹介する「モリスと英国の壁紙展」が、20日から横浜・そごう美術館で始まる。

 ビクトリア朝に盛んになった木版刷りの壁紙。大量生産品を好まず、手仕事を愛したモリスは、その才能をデザインにいかんなく発揮した。「バウアー(あずまや)」(1877年)=写真=には英国に咲き乱れる花々を密度濃く盛り込んでいる。

 本展では、明治時代、英国の会社が横浜に工場を作って輸出、欧米でジャポニスムブームを引き起こした「金唐革紙」も里帰りする。6月2日まで。一般1300円など。

 <©Morris&Co.>

イベントピックアップ

特集