東京・六本木の国立新美術館で「クリスチャン・ボルタンスキー ― LIfetime」展が12日に開幕する。記憶や歴史、死にまつわるテーマを、空間全体を使って表現するインスタレーション作品で知られる現代作家。天井高8メートルの同館の展示室を生かし、スケールの大きな展示を試みる。

 黒い古着を積み上げた「ぼた山」は、無数の人々の存在や死を連想させる作品。山の大きさは毎回変わる。今回は3トン近い大量の古着を4メートルに迫る高さまで積み上げる。圧倒的な存在感で、作品のテーマを一層強く訴えかけるようだ。

 他にも幅11メートル以上の映像スクリーンと、約8千個もの紙を丸めたオブジェとを組み合わせる「アニミタス(白)」など、壮大な作品の数々が出品されている。

 9月2日まで。一般1600円など。

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