国宝や重要文化財など日本美術の名品で知られるサントリー美術館が、改装を記念し、三つの所蔵品展を連続で開く。第1弾は、1961年の開館から掲げてきた理念「生活の中の美」に立ち返り、鎌倉時代に作られた螺鈿蒔絵(らでんまきえ)手箱など、日常の道具や調度に表された繊細な美を紹介する。

 第2弾では、びょうぶや掛け軸を空間にどう飾るか、和歌の世界が器の意匠にどう表されているのかといった、日本美術の見方に着目する。第3弾では、古今東西の美が出会ったことで誕生した芸術のかたちを紹介。ガレが20世紀初頭に制作した日本的なモチーフの花器、琉球の紅型などの華麗な意匠に注目だ。

 ◇(1)5月13日~7月5日(2)7月22日~9月22日(3)10月14日~12月20日、東京・サントリー美術館

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