3月13日に東京国立博物館で開幕する特別展「法隆寺金堂壁画と百済観音」で、国宝・観音菩薩(ぼさつ)立像(百済観音)が23年ぶりに東京で公開される。これを記念し、「百済観音フィギュア」が誕生することになった。

 制作するのは、世界的なフィギュアメーカー海洋堂。法隆寺での入念な現地調査をもとに、高さ2メートルを超える百済観音を約16センチの大きさで再現した。苦心したのは「古さの表現」だという。7世紀につくられたとされ、当時は極彩色で塗られていたようだが、1300年の歴史の中で、色みの剝落(はくらく)やひび割れが生じている。塗装を担当した清水ゆう子さんは、「像のもつ穏やかなまなざしや温かさ、全身にゆっくりと時間をかけて刻まれた年月の重みを伝えられたら」と話す。

 会期中、特設ショップで個数限定で販売(8300円)。フィギュアがセットになった前売り券(8500円)は売り切れ間近。詳細は公式サイト。

 

 ■会期=3月13日~5月10日。展覧会公式サイト=https://horyujikondo2020.jp/別ウインドウで開きます

 ◇セット券の百済観音フィギュアは、会期中、特設ショップで引換券と交換します。

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