私の折々のことばコンテスト

「私の折々のことばコンテスト2020」結果発表

「私の折々のことばコンテスト2020」に多くのご応募をいただき、ありがとうございました。

国内外から寄せられた2万9,657作品について2020年11月末、「折々のことば」筆者の鷲田清一さんを審査委員長としてオンラインにて 最終審査を行い、最優秀賞1作品、受賞10作品が決定しました。入選した佳作20作品と、審査員の講評を合わせてご紹介します。

※下線太字部分をクリックすると受賞作の全文が読めます ※学年は2021年1月現在

最優秀賞

私の事を想うなら、あなたのことを一番大切にしてください。

小倉蘭さん
聖園女学院中学校 2年(神奈川県)

鷲田清一賞

よーく見ると、この世界のいろんなところに、しっぽが出ている。

岡一綺さん
久喜市立鷲宮東中学校 1年(埼玉県)

「好きだよ」

進藤真瞳さん
東海大学付属望星高等学校 3年(東京都)

Z会賞

君とお父さん、お母さん、ここにいる全員で一つのチームだから、一緒に戦おう。

北尾大珠さん
加古川市立加古川中学校 1年(兵庫県)

迷ったら勇気のいる方

杉浦実那子さん
立命館高等学校 1年(京都府)

栄光ゼミナール賞

「最後だとわかっていたなら」

前田美緒さん
福井県立高志中学校 3年(福井県)

うまかった・うしゃまけた

大塚日和さん
福岡県立戸畑高等学校 2年(福岡県)

朝日中高生新聞賞

靴の脱ぎ方であなたがわかる。

笹尾琴把さん
小田原市立橘中学校 3年(神奈川県)

「生クリームと納豆を一緒に食べてみなさい」

植松茉子さん
兵庫県立宝塚北高等学校 3年(兵庫県)

朝日新聞社賞

この数字の数だけ人生があるのにね。

松田実怜さん
二宮町立二宮西中学校 3年(神奈川県)

「生きていて良かった。」

村山彩織さん
岡山県立玉島商業高等学校 3年(岡山県)

佳作

【中学部門】

【高校部門】

審査講評

審査委員長 哲学者 鷲田 清一

鷲田 清一

最近は本からの引用が減ってきているようですね。家族や先輩といった身近な人の言葉が多いですね。身近な人の言葉だと関係が近いので、どうしても自分の行動を再確認する、振り返って反省するようなものになりがちです。

でも、本だと、自分とはまったく異なった時代や状況にいる人の言葉にふれることになるので、思いの振れが大きくなります。

少し背伸びし、普段は読まないような本に挑戦して、未知の世界から届く言葉に反応する、そんな体験もしてほしいなと思いました。

株式会社Z会 中高事業本部 執行役員 事業本部長補佐 宮原渉

私は、「私の折々のことばコンテスト」選考の際には、全国の中高生に対して、「同じ中高生がこんなことばと出会って、こんな気付きを得たんだ、体験をしたんだ」ということを共有したいという想いを大事にしております。

共通テスト導入をはじめとする入試改革の流れ、さらにはコロナ禍の状況を受けて、今の時代を生きる中高生は、これまで以上に進路などの選択肢に迷うことがあると思います。

そんな折に、今回選んだ「迷ったら勇気のいる方を選択する」とか「チームで困難な課題に立ち向かう」といったことばを思い出していただけると嬉しく思います。

来年も、全国の中高生にとってプラスとなるようなことばと出会えることを楽しみにしております。

株式会社 栄光 指導統括室・教務部 部長 古橋雅治

身近な方の言葉に心を動かされ、素直な文体で書かれた作品が多く、大変楽しく読ませていただきました。

自分が感じ、考えたことを、素直に文章に、文字にしていくことを中高生のうちにもっとやって欲しいと思います。

また、中高生のうちに、たくさんの本に触れて欲しいとも思います。身近な方の言葉で、これだけ心を動かされるみなさんですから、本に触れることで、もっと様々な感じ方、考え方ができるようになると思います。

来年も多くの作品を読ませていただくことを楽しみにしています。ありがとうございました。

朝日学生新聞社 朝日中高生新聞 編集長 富貴大輔

こんなにレベルが高いのかと、審査に悩みました。

言葉には、生き方や行動を変える力もあります。

今回は、いろいろな所から言葉を見つけ出して、心が動かされ、行いが変わっていくという作品が多くて、すばらしかったです。

今後も自分の人生を変えるようなことば探しを続けてください。そうして、自分自身を変えてもらえたらと思います。

朝日新聞社 執行役員 堀越礼子

今年は特殊な年でしたから、自然災害やコロナ感染の作品が数多くありました。

コロナ禍は中高生の生活にも大きく影響して、行動の制約もある中で、言葉は身近な家族や先生のものになってしまう状況もあったかと思います。

でも、その身近な人たちの言葉がみなさんによく届いているなと感じました。

どうしても内向きになり中高生の世界も狭くなりがちですが、本コンテストが、改めて言葉が持つ力を考える機会に今後ともなればと願っています。

お問い合わせ

「私の折々のことばコンテスト」事務局
TEL 049-293-3668(土・日・祝日を除く午前10時~午後5時)
FAX 049-274-7815

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