私の折々のことばコンテスト

「私の折々のことばコンテスト」とは

友だちや先輩、親や先生など、身近なだれかのひと言。
メールやLINE、手紙で、ふと心にとまったメッセージ。
本やテレビ、マンガにも、大切なことばとの出会いはあるはずです。

朝日新聞の朝刊コラム『折々のことば』では、哲学者の鷲田清一さんが毎日一つのことばを取り上げ、やさしく深く読み解きます。

「私の折々のことばコンテスト」は、あなた自身の心に響いた「ことば」を探し、その思いを書くことで、自分にとって大切なものは何かに気付く、そんなきっかけを願うコンテストです。

今年度の募集は締め切りました

「ことば」との出会いで自己発見を


審査委員長 哲学者・鷲田清一さん
(撮影=菊池康全)

吸い寄せられる言葉には2種類あると思います。一つは自分のモヤモヤした思いを代弁してくれるような言葉。不安定で自信がなくなっている時に肯定してくれたり、背中を押してくれたりする言葉です。もう一つは、思い込んでいたものに対して「あれっ、そんな考え方ってあるの」と、いったん立ち止まらせてくれるような言葉です。皆さんの心に響くのはどちらが多いでしょうか。

僕の「折々のことば」では、基本的には「あれっ」て思う言葉を選んでいます。一読して意味がわからなくても心をわしづかみにされる。なぜこの言葉にひかれるのだろうというところから、自己発見があると思うのです。この言葉と出会ったことで、あみだくじのように、こっちの道を歩いていたのにパッと別の道にいった、そんな根の深い変化を紹介してもらえるとうれしいです。

選んだ言葉への反応にも色々なスタイルがほしい。取り上げた1行の言葉に負けない1行でボーンと言い返す。この言葉だけは受け入れられないというものでもいい。要領よくまとめようとするより、沸き立った気持ちのままの「野生の言葉」で表現してほしい。

中高校生は自分が他人にどう思われているかに神経をすり減らしています。そんな時に、ある言葉に出会えたことで、自分で感じている自分が際立って、「私はこう」と言えるまでに一歩前に踏み出せたら、それはすごい経験です。みなさんからの、想像もしていなかった文章、感受性、リズム感と対話できるのを楽しみにしています。

折々のことば

コラム「折々のことば」は朝日新聞の朝刊1面で毎日掲載しています。

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FAX 050-3737-6764

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