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見どころ

恐竜界の2大スター、ティラノサウルスとトリケラトプスが対決

恐竜の中で最も人気があるティラノサウルスとトリケラトプス。最新研究に基づいた全身復元骨格を世界に先駆けて発表します。

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「ティラノサウルスの体の一部は羽毛でおおわれていた」という説をもとに、大型シアターでその姿を再現します。© Utako Kikutani

ティラノサウルス 待ち伏せ姿 世界初公開!

ティラノサウルスの短い前あしは何の役にも立たないのでは、と考えられていました。しかし最新のコンピューターシミュレーションで、しゃがんだ状態から立ち上がる時には、重心を前に傾け、前あしを地面につけて立ち上がっていた可能性が出てきました。ティラノサウルスがしゃがんだ姿勢で待ち伏せる姿を世界で初めて復元します。

© Utako Kikutani

トリケラトプス 最新研究を反映した姿 世界初公開!

トリケラトプスはこれまで前あしの肘を横に突き出して、腕立て伏せをするような姿で復元されることがありましたが、最近の研究で肘は横に突き出しておらず、手の甲を外に向けていたらしいことが明らかになりました。角竜は、二足歩行だった祖先から、草原の丈の低い植物を食べる適応の結果、四足歩行へなったのかもしれません。最新研究に基づいたトリケラトプスの全身復元骨格を世界初公開します。

恐竜研究も「進化」する〜半世紀の恐竜研究の成果を紹介

The Age of Reptiles by Rudolph F. Zallinger. Copyright 1990, 2001 Yale University. All rights reserved.

1947年、米国・イエール大学ピーボディー自然史博物館でルドルフ・ザリンガーにより描かれた、幅33.5m、高さ4.9mもの巨大壁画『爬虫類の時代(The Age of Reptiles)』。爬虫類の祖先が誕生したデボン紀から鳥類以外の恐竜が大量絶滅する白亜紀まで、約3億年間の生物進化の歴史が描かれています。半世紀以上経った今、恐竜の研究は驚くほど進歩しました。最新の恐竜像は壁画に描かれた恐竜の姿からどのように変化したのか、この半世紀の研究成果を要約します。

各時代のライバルたちが対峙

上段(左から):プラテオサウルス、エオドロマエウス © M.Hettwer,courtesy Project Exploration
下段(左から):ヘスペロサウルス(撮影:Yellow Two Company 井原信隆)、アロサウルス

三畳紀、ジュラ紀、白亜紀の各時代に生きた恐竜たちが対決するかのように向かいあって展示されます。ジュラ紀のアロサウルスとヘスペロサウルス、白亜紀のティラノサウルスとトリケラトプスは最大のライバルだったかもしれません。しかし、恐竜たちを取り巻く世界はそんなに単純ではありません。小型vs大型肉食恐竜や、恐竜vs哺乳類、そして環境変化との「闘い」も忘れてはなりません。

日本初公開!恐竜の色がわかった!羽毛恐竜アンキオルニス

© Utako Kikutani

長い間、「恐竜の色は絶対にわからない」と言われていました。しかし中国・遼寧省から発見された羽毛恐竜アンキオルニスの羽毛にメラニン色素を含む物質が保存されていたことがわかり、2010年に「全身の色が世界で初めてわかった」と発表され世界で大きなニュースとなりました。その実物化石を日本初公開します。

日本初公開!新種の肉食恐竜ラプトレックス

© M.Hettwer,courtesy Project Exploration

2009年に世界で話題を集めた新種のティラノサウルス類「ラプトレックス」。ティラノサウルスの短い前あしは、大型化にともなう現象だと考えられてきました。しかしこのラプトレックスは、体が小さいのに前あしが短かった。前あしの短縮化は小型種の段階で始まっていたのか?それともこれは大型種の子供だからなのか?今後の研究が期待されます。

「始祖鳥」命名150周年!超貴重な始祖鳥の実物化石を日本初公開!

© Utako Kikutani / © The Wyoming Dinosaur Center

1861年に最古の鳥類として始祖鳥が命名されて今年で150年になります。本博では、これまでに発見されている11点の標本の中でも最も保存状態のいい「サーモポリス標本(Thermopolis Specimen)」を日本初公開します(実物化石は7月2日〜10日の期間限定公開)。始祖鳥は150年たった今でも、次々と新しい研究が発表される、注目の種です。始祖鳥は本当に鳥なのか、飛ぶことができたのか? 始祖鳥の最新研究を紹介します。

東北地方にみる恐竜時代の仲間たち

東日本大震災では、首長竜、魚竜などの調査研究の最前線にあった博物館も被災しました。しかし近隣の研究機関が被災館の所蔵標本を救助するなど、支援の輪が広がっています。各機関による復興支援の活動を紹介します。

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