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2011年09月07日

【朝日新聞記事から】大画面 迫真バトル ティラノvs.トリケラ

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待ち伏せるティラノサウルスが鋭い歯でトリケラトプスに襲いかかる――。「恐竜博2011」では、縦約4メートル、横約7メートルの大型シアターに、肉食恐竜の王者ティラノサウルスと最大の角竜トリケラトプスとの迫力の闘いがCG映像でよみがえり、来場者の眼前に迫る=写真上、遠藤真梨撮影。

演出を手がけた映像ディレクターの徳田淳さんは「格闘をいかに本物らしく自然にみせるか。不意打ちをかわす戦術や逆転技の繰り出し方には、動物ドキュメンタリーや人間の格闘技も参考にした」と話す。

トリケラトプスのフリルに痛々しい傷がつく場面は、実際にティラノサウルスの歯で傷つけられたらしい化石=同下、cJohn W. Happ=が残るとの情報から生み出された。トリケラトプスのフリルや角を駆使した反撃は、首の後ろに強い筋肉があったという研究データを受けての着想だ。制作にあたっては、体のぶつかり合いによる反発や重力、遠心力のかかり方まで緻密(ちみつ)な計算があるという。

科学的な裏付けに基づく想像力で、「恐竜の自然ドキュメンタリーを目指した」と徳田さん。気になる闘いの行方は、ぜひ会場で見届けてほしい。東京・国立科学博物館で10月2日まで。

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