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江戸の心へ懸ける橋 〜EDO NOVELS【江戸ノベルズ】〜
ブックフェアを開催中!

江戸と江戸時代を描く「江戸ノベルズ」。
展覧会特設ショップではブックフェアを開催しています。
今回のお題のひとつは「橋」。江戸の心と皆様の心に懸ける橋となり、時代小説や剣豪小説、捕物帳、歴史小説などの書籍を取り揃えています。
江戸東京博物館の竹内誠館長と「江戸文化歴史検定」の1級に最年少で合格し、『TOKUGAWA15』の著者・堀口茉純さんが対談している記事が2012年6月19日付の朝日新聞朝刊に掲載されました。
現代美術家の山口晃氏とアダチ版画研究所がコラボ
日本橋400年の歴史に新たな1ページを加える"現代の浮世絵"
山口晃氏「新東都名所 東海道中 日本橋 改」堂々の完成!
現代美術家の山口晃氏が絵師となり、伝統木版技術の保存・継承に努める、アダチ伝統木版画技術保存財団の監修のもと、「新東都名所 東海道中 日本橋 改」を制作。
日本橋と浮世絵の魅力が伝わる色鮮やかな「現代の浮世絵」が完成しました。
作品は、現在の日本橋と首都高速のさらに上に、広重の浮世絵を彷彿とさせる太鼓橋が架かっています。太鼓橋の下部は桟敷のような構造になっており、人々が眺望を楽しむ夢のある光景が展開。都市の高層ビルの合間に、人情味あふれる情景をちりばめ、過去・現在・未来を混在させた懐かしくも新しい日本橋図です。東海道の起点であり、古今の歴史を通じ、あらゆる文物の集う街であり続ける日本橋を描いた、記念すべき現代の浮世絵です。
江戸の浮世絵は、大衆性や時代性を盛り込み描くことで一般の人々に広く受け入れられてきました。同時に、出版物であることから、制作において効率性、採算性が重視されていたため、絵師にはある一定の制約の中で、魅力ある作品を作ることが常に求められていました。今回、現代の浮世絵を制作するにあたって、江戸の浮世絵には不可欠だった「時代性及び制約」をコンセプトとして制作されました。
本展の会場出口付近では、「新東都名所 東海道中 日本橋 改」を展示するとともに、その制作工程を木版画の道具や版木などで紹介。浮世絵の魅力をわかりやすく解説しています。
山口晃 氏 略歴
1969年 東京生まれ、群馬県桐生市に育つ。
1996年 東京芸術大学大学院美術研究科
絵画専攻(油画)修士課程修了。
2001年 第4回岡本太郎記念現代芸術大賞優秀賞。
<展覧会>
2007年 会田誠氏との二人展「アートで候。 会田誠 山口晃展」(上野の森美術館)
2008年 個展「さて、大山崎」(京都・アサヒビール大山崎山荘美術館)開催。
2011年 「Bye Bye Kitty!!!」展(NYのジャパン・ソサエティ)に参加
個展「Singa-planet」(シンガポールのジャパン・クリエイティブ・センター)開催
2012年 個展「望郷TOKIORE(I)MIX」(東京銀座・メゾンドエルメス8階フォーラム)開催
時空の混在し、古今東西様々な事象や風俗が、卓越した画力によって画面狭しと描き込まれた都市鳥瞰図・合戦図などが代表作。観客を飽きさせないユーモアとシニカルさを織り交ぜた作風、また人間を含めた動植物と機械などの無機物を融合させた表現も特徴的である。絵画のみならず立体、漫画、また「山愚痴屋澱エンナーレ」と名付けた一人国際展のインスタレーションなど表現方法は多岐にわたる。
アダチ版画研究所
昭和3年に創業。浮世絵収集家であった安達豊久氏が当時、木版画業界が衰退の一途をたどる中、美術の粋に達する高品位の木版画制作を目指し、職人を雇いながら木版画の出版を始めました。その時代のトップクラスの職人を集め、浮世絵にとどまらず、その時代時代の画家・デザイナーたちの木版画作品も手がけてきました。
創業者の制作への熱い想いは“高度な技術者集団”に引き継がれ、今もなお、彫師と摺師が同じ職場で仕事をする工房スタイルを貫いています。互いが常に作業を確認し細かい修正をしていくことで、クオリティの高い作品を生み出しています。
江戸東京博物館内のレストランに、特別展「日本橋」の限定メニューが登場!
「日本橋〜描かれたランドマークの400年〜」の開催を記念して、特別限定メニューができました。
1F FINN'S CAFE&RESTAURANT(フィンズカフェ&レストラン)
カジュアルイタリアンのお洒落な雰囲気でピザ、パスタ、ハンバーグを中心としたファミリーレストランです。
特別展「日本橋」 限定メニュー
【日本橋展 オリジナル洋風弁当】 1,500円
カジキマグロのたたき(トマトドレッシング)、洋風天ぷら(ハーブソルト&わさびマヨネーズ)、カブとみょうがのピクルス、鴨のテリーヌと海老の一口パイ、出汁巻き卵と煮物、梅しらすご飯、あずきと抹茶のようかん、お麩のお吸い物、ソフトドリンク。
二本の箸で食べる和・洋を盛り込んだFINN’Sオリジナル弁当をお楽しみください
電話番号:03-3624-6755
営業時間:11:00〜18:00(土曜日は20:00まで)
※オーダーストップ:閉店30分前
7F 桜茶寮(さくらさりょう)
江戸のレシピを現代にアレンジしたお食事や甘味喫茶メニュー。
江戸の食文化を風情あふれる店内でお楽しみください。お弁当のご予約も承ります。
特別展「日本橋」限定メニュー
【冷やし汁粉〜桜茶寮風〜】650円(税込)
歌川広重の浮世絵にも登場する汁粉屋台
冷やした汁粉に抹茶アイスの味が絶妙のハーモニー !
トッピングにはヘルシーな三色蒟蒻餅(苺・はっさく・抹茶)を使用。
桜茶寮風にアレンジした初夏の甘味をお召し上がりください
電話番号:03-5611-5550
営業時間:11:00〜18:00(土曜日は20:00まで)
オーダーストップ:閉店30分前