現在位置:
  1. asahi.com
  2. ライフ
  3. ファッション&スタイル
  4. ビューティー
  5. 記事

ビクトリア朝時代の宝石300点 渋谷で展覧会

2010年2月9日10時55分

写真:ピンクトパーズとカラーゴールドのネックレスやブレスレットなど=穐葉アンティークジュウリー美術館蔵拡大ピンクトパーズとカラーゴールドのネックレスやブレスレットなど=穐葉アンティークジュウリー美術館蔵

写真:錠前の形をしたリガードパドロックペンダント=穐葉アンティークジュウリー美術館蔵拡大錠前の形をしたリガードパドロックペンダント=穐葉アンティークジュウリー美術館蔵

 19世紀・ビクトリア朝時代の宝石を集めた「愛のヴィクトリアン・ジュエリー展」が、東京・渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムで開かれている。

 宝飾品は、富と権力の象徴であり、家族のきずなや思い出を伝える歴史的な芸術品でもある。精巧な金細工に希少な大粒のピンクトパーズをはめ込んだネックレスやブレスレットがとろけそうな輝きを放つ。錠前の形をしたペンダントには、モチーフの花言葉に愛のメッセージがひそむ。

 19世紀の英国には植民地の拡大や交通の発達により、世界中から多様な素材とモチーフがもたらされ、豊かな宝飾品文化が花開いた。サンゴや半貴石製のカメオ、豊かな彩色のエナメル、レースのように細工した鉄の腕輪など、英国王室ゆかりの品をはじめ約300点を展示する。

 結婚指輪の交換や、淡いクリーム色のウエディングドレス、アフタヌーンティーなどはこの時代に定着したという。結婚や誕生、死など人生の転機にかかわり、幾世代と受け継がれる宝石の力を改めて感じさせる。

 21日まで。無休。4月以降、山梨、福井、広島の各県立美術館に巡回。(小川雪)

検索フォーム
キーワード:


朝日新聞購読のご案内