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The Asahi Shimbun Asia Network
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AAN発
東アジア安保・地域協力研究チームの提言です


東アジアの安保・地域協力報告
東アジア平和協力隊を作ろう (李鍾元)
国際人道法で信頼築く (梅原季哉)
一国超大国主義を排する (佐々木芳隆)
近隣外交態勢の整備が急務 (劉傑)
文化交流は安全保障だ (大和修)
沖縄に軍縮情報センターを (高原孝生)


 米国での同時多発テロ、アフガニスタンでの戦闘、自衛隊のインド洋派遣。暴力や軍事に絡む行動が大きなニュースとなり、小泉純一郎首相の靖国神社参拝、歴史教科書問題によって、中国、韓国、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)など近隣諸国との間の埋め切れない溝も浮き彫りにされた。一方で経済のグローバル化、文化交流の流れは東アジアでも一層強まっている。こうした状況をどう考えるべきかについて、朝日新聞アジアネットワーク(AAN)の「東アジアの安全保障・地域協力」研究チームは1年間活動を続けてきた。メンバーが提言する。

【東アジアの安保・地域協力研究チーム】
 主査      大和修(論説委員)
 研究員    佐々木芳隆(政治部員)
          梅原季哉(外報部員)
 客員研究員  李鍾元(立教大法学部教授)
          劉傑(早稲田大社会科学部助教授)
          高原孝生(明治学院大国際学部教授)
 幹事      高木和男(AAN事務局)





 <AANの活動とキーワード>

 記者と学者が共同で一つのテーマを研究するAANは、北東アジアの安全保障に関して、地域の対立をやわらげ紛争を未然に防ぐため、地域のすべての国が参加して信頼醸成や紛争解決のルールを話し合う「協調的安全保障機構」を築く作業を始めるよう提唱してきた。

 これに沿って「朝鮮半島をめぐる6者会談の早期実現」「日韓連携の推進」「日米安保と併存する重層的な多国間安保の構築」などの提言を打ち出し、昨春からは「信頼の根幹に歴史観」「非暴力の価値、今こそ」などの観点を提起してきた。今回の報告はこれらの考え方を踏まえたものだ。

 各メンバーの提言の中でふれられる「共通の安全保障」は「戦争回避が共通の利益」という前提に立って互いの軍事システムの透明度を高めていこうという考え方。また「人間の安全保障」は安保問題を国家レベルだけではなしに、個々の人間レベルで考えていこうというもの。「共生」はもともと仏教や生物学、社会学などの用語。多様なものをお互いに認めて生かし合おうという意味で、協調的安保、人間の安保などが追求する理念でもある。

              ◆            ◆

 (イラスト作成では法務省、日本関税協会、アジア産業研究所、出版研究家舘野皙氏、加藤朗桜美林大教授=国際政治=らの協力をいただきました。)

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