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AAN発
持続可能なアジアへ


持続可能な開発へ試み
モンゴル遊牧民 太陽発電の渇望
高成長シナリオ
・高成長シナリオ

モンゴルの草原に、太陽光発電が広がろうとしている。モンゴル政府が自然エネルギーの普及に乗り出し、遊牧民10万世帯のゲル(移動式住居)に太陽光発電パネルを貸与する事業を計画中だ。風力を含め、2030年にはエネルギー全体に占める自然系の割合を30%にまで高める目標だ。

「テレビで天気予報と日本の大相撲、朝青龍らの活躍が見たい」「ろうそくでは針仕事がつらい」。新政策はそんな遊牧民の訴えに耳を傾けた。ゲル一つに55ワットの折り畳み式パネルを設置する。日本に2500万ドルの援助を要請している。

日本の4倍の国土に230万人が住む国では、大規模な火力発電より、太陽光や風力の小規模発電の方が経済的だ。

こうしたモンゴルの取り組みは、小規模開発の方がむしろ、暮らしを早く向上させ、環境も傷めないことを示している。

開発が遅れた途上国には「後発の利益」がある。先進国の最新技術を採用することで開発に伴う環境への影響を和らげられるのだ。日本の経済成長は水俣病のような環境破壊と引き換えだった。「豊かになりたい」という途上国の思いは理解できるが、同じ失敗を繰り返さずに生活を豊かにする道はある。モンゴルの例は「持続可能な開発」の試みだ。先進国が目指す方向でもある。

★★  提言  ★★

・南北間の対立解消は「公平性」の確保 から
・小さくても暮らしの向上に役立つ援助 に
・「かかわり主義」と「開かれた地域主義」を
・資源の切り売りから質を重視した開発へ




【 アジアの環境と開発チーム 】

 主査     伊藤景子(企画報道部)

研究員   村田泰夫(編集委員)
       渡辺斉 (論説委員)
       吉田貴文(企画報道部)
客員研究員 井上真 (東大大学院農学生命科学研究科助教授)
       大島堅一(立命館大国際関係学部助教授)

増え続ける温室効果ガスー削減ルールに公平さ必要    (大島堅一) 
多様な「かかわり」森林守るー住民軸に外部からも参加    (井上真)
黄砂の発生地 水消え縮む湖ー観測・研究 国境越え連携    (渡辺斉) 
貧困もたらしダム建設ー旧来の開発援助見直せ    (村田泰夫)
市民を育て政策に生かせーエミル・サリム氏に聞く    (聞き手・吉田貴文)

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