経済成長を背景に、中国の存在感が著しく高まっている。アジアは来年、東南アジア諸国連合(ASEAN)10カ国と日本、中国、韓国の枠組みを基本にした初の「東アジアサミット」を開き、地域共同体に向けて具体的に動き出そうとしている。大国・中国のアジア戦略と、あるべき東アジアの共生の道を探った。(AAN研究員兼外報部員 鵜飼 啓)
【「地域益―アジア型共同体への道」研究チーム】
主 査 / 都丸 修一(企画報道部員)
研 究 員 / 山瀬 一彦(経済部次長)・鵜飼 啓(外報部員)
客員研究員 / 深川 由起子(東京大学大学院教授)・井口泰(関西学院大学教授)