日中韓合同シンポジウム
「東アジア共同体と日中韓」
域外に開かれた統合を
反日デモが起き、あつれきが消えない東アジアで、日本、中国、韓国は地域統合に向けてどんな努力が必要なのか――。朝日新聞アジアネットワーク(AAN)、中国政府系の中国現代国際関係研究院、韓国・東亜日報21世紀平和研究所は5月14日、合同シンポジウム「『東アジア共同体』と日中韓―現状の打開に向けて」を北京市内で開いた。3機関で03年に始めた合同シンポはこれが3回目。各国の「指導力の劣化」など問題点が指摘される一方、域外国にも開かれた地域統合を求める意見が大勢を占めた。
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