日本とアジアのかかわり合いをテーマに、専門家との共同研究などを続けている朝日新聞アジアネットワーク(AAN)は、今年度の客員研究員として新たに4氏を迎え、本社記者とのチーム研究を1年間行います。
「アジアに開く日本」をテーマにするチームには、趙景達・千葉大教授と佐藤幸人・アジア経済研究所研究員、「環境と農村・都市の持続的発展」のチームには、原後雄太・明治学院大助教授と小島道一・アジア経済研究所研究員がそれぞれ参加します。研究報告は随時、紙面とインターネットのAANホームページなどに掲載します。
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新客員研究員の略歴と本社メンバーは次の通りです。
「アジアに開く日本」研究チーム
趙景達(チョ・キョンダル)中央大卒。東京都立大大学院博士課程中退。00年から千葉大文学部教授。朝鮮近代史。48歳。
佐藤幸人(さとう・ゆきひと)東大卒。台湾大学で修士号取得。86年からアジア経済研究所で台湾を研究。39歳。
◆主査・永持裕紀外報部員、研究員・村田泰夫編集委員、小菅幸一論説委員。
「環境と農村・都市の持続的発展」研究チーム
原後雄太(はらご・ゆうた)
東大卒。フォード財団環境部などを経て、02年から明治学院大助教授。森林政策・環境政策など。45歳。
小島道一(こじま・みちかず)
慶応大卒。米カリフォルニア大バークリー校修士。90年からアジア経済研究所で環境資源経済学を研究。37歳。
◆主査・深津弘地域報道部員、研究員・内山幸男編集委員、吉田貴文企画報道部員。