吉林省の図們江流域エリア(琿春)における国際協力モデル区の建設に関する記者会見が21日に北京で行われた。このモデル区は国務院が今年4月13日に認可した「中国図們江区域(琿春)国際協力モデル区」で、吉林省琿春市に建設される予定だ。「人民日報」海外版が伝えた。
国務院は、図們江流域エリアの協力や長春、吉林、図們一帯の開発開放先導エリアの建設を一層推進することを目的とし、琿春国境経済協力エリア、琿春輸出加工エリア、琿春中国ロシア相互市場貿易エリアを土台として、同モデル区の建設を認可した。同モデル区は約90平方キロメートの広い範囲に及び、国際産業協力エリア、国境貿易協力エリア、中国朝鮮琿春経済協力エリア、中ロ琿春経済協力エリアなどさまざまな機能を担うエリアを包括するものとなる。