第8回世界インスタントラーメンサミットがこのほど天津市で行われた。サミットで伝えられたところによると、2015年までに、中国のインスタント食品製造規模は5300億元に達し、うちラーメン産業の売上高は1千億元に上る見込みという。「人民日報」海外版が伝えた。
中国のインスタントラーメン市場はここ数年の間に急速に発展している。工業情報化部消費品工業司の王黎明司長の説明によると、昨年の大陸部のインスタントラーメン生産量は500億食に迫り、世界の生産量の半数近くを占めたという。
世界ラーメン協会がまとめたデータによると、今年第1四半期(1−3月)に中国のインスタントラーメン生産量は198万4千トンに達し、前年同期比18.31%増加して、ラーメン発明国である日本を大幅に上回った。中国は今や世界最大のインスタントラーメン生産国であり、消費国となっている。
同サミットは世界ラーメン協会が主催し、2年に1回開催される。今回は中国の食品大手・康師傅持ち株有限公司が共催し、世界16カ国から約600人が参加した。