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中国投資公司 海外投資の収益率が−4.3%に

2012年7月26日15時3分

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 中国投資有限責任公司がこのほど発表した年次報告によると、同公司の2011年の海外におけるポートフォリオの年間収益率は−4.3%で、企業設立以来の累計の年単位平均収益率は3.8%となった。「人民日報」が伝えた。

 同公司の投資の業績はグローバル金融市場の低迷を受けただけではない。同公司の長期資産に占める金融、資源エネルギーといった周期性の産業の割合の高さ、こうした分野の直接投資プロジェクトの時価総額の変動などが、業績全体に影響を与えたことは明らかだ。また公開市場における株式と直接投資とで赤字を出したことが、2011年の収益率がマイナスになったことの主な原因だといえる。

 ある専門家によると、昨年は世界的な投資のベンチマークとされる株価指数「MSCI」(モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル)が7.4%低下した。こうした背景の下で、同公司が子会社も含めて484億2200万ドルの年間純利益を達成したことは並々ならぬことといえる。また3.8%という累計の年単位平均収益率は、先進国の消費者物価指数(CPI)の伸びを上回るものだという。

 同報告によると、同公司は長期的な運営モデルと商業化された投資の方向性を確定し、2011年の初めに投資周期を10年に延長し、変動年単位平均収益率を投資の業績の重要な指標とすることを決定した。

 同公司の楼継偉董事長(会長)兼最高経営責任者(CEO)が同報告の中で述べたところによると、同公司は今後、戦略的な資産配置プランとリスクコントロールの要求に従って、海外投資を安定的に展開し、受け入れ可能なリスクの範囲内で長期的かつ持続可能なリターンを株主のために獲得していく方針だという。

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