英国誌「エコノミスト」の調査研究機関エコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)が先月31日に発表した報告書によると、2020年には中国小売市場の規模が8兆3千億ドルに達し、世界の小売総額の4分の1を占め、米国の2倍に達する見込みという。「新京報」が伝えた。
同報告によると、中国は22年に世界の小売産業のトップに立ち、小売市場の規模は世界最大となり、米国を次席に追いやるとみられる。インドは約4兆元に達して3位となり、4位には日本、5位にはロシア、6位にはブラジルが並ぶことが予想される。
EIU情報部門のグローバルシニアエコノミスト(計量経済学)の劉倩氏(中国サービス部門副総監を兼任)によると、新興市場の伸びが未来の小売産業の局面を決定づけることになる。これと同時に、新興市場の小売企業が西側市場での買収力を徐々に高めることも予想されるという。