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大陸部の携帯電話市場シェア、中国メーカーが70%占める

2013年1月6日14時9分

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 市場リサーチ会社の賽諾市場研究公司が発表した最新の報告によると、2012年11月、中国大陸部市場における携帯電話の販売台数(2G、3Gを含む)は2459万台で、前月比2.3%減となったが、前年同期比では18.3%増だった。このうち、中国メーカーの市場シェアは70%を上回った。広州日報が伝えた。

 2012年11月、2G携帯の市場シェアは減少が加速し、前月比8.4%減となった。一方で3G携帯の販売台数は前月比0.7%増の1971万台に達した。メーカー別の市場シェアを見ると、1位はサムスンで15.5%、2位はレノボで10.5%、3位は酷派で8.7%(販売台数は前月比19.4%増)、4位は華為で7.8%、5位は中興で6.7%となり、2位から5位までを中国メーカーが占める結果となった。中国メーカーの市場シェアは前月比0.4ポイント増の71.7%に達した。

 易観国際の路理彬アナリストは「中国メーカーを苦しめる難題の1つに利益の低さが挙げられる。統計によると、中国大陸部の携帯電話市場において、サムスンとアップルが利益の99%を占めており、中国とその他の国のメーカーは残る1%の利益をめぐって争っている」と指摘する。

 業界関係者も「中国メーカーは1500−2500元のミドルエンド市場で熾烈な競争を繰り広げており、一部のメーカーは低価格を武器にしている」と述べる。多くの中国メーカーは大量の在庫を抱えており、これを消化するために価格を下げて販売を促進せざるを得ない状況だという。

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