写真・図版 オーストラリアのクイーンズランド州のアナスタシア・パラシェ州首相は24日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて8月から規制していたニューサウスウェールズ(NSW)州とビクトリア州との往来を12月から認める方針を示した。写真はシドニーで23日撮影(2020年 ロイター/LOREN ELLIOTT)

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 [シドニー 24日 ロイター] - オーストラリアのクイーンズランド州のアナスタシア・パラシェ州首相は24日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて8月から規制していたニューサウスウェールズ(NSW)州とビクトリア州との往来を12月から認める方針を示した。クイーンズランド州には人気の観光スポットがあり、観光業界に朗報となる。

 NSW州は、ここ1カ月新規感染者が確認されていない。パラシェ州首相は、シドニーから訪れる人に対する規制を12月1日から緩和すると述べた。ビクトリア州については、市中感染ゼロが26日連続となる25日に新たな感染者が報告されなければ同州住民の訪問を歓迎するとした。

 オーストラリアでは、州のコロナ関連規制が緩和され始め、国内旅行や航空会社に追い風となっている。

 8月初めには感染拡大が非常に深刻だったビクトリア州は24日、ここ8カ月あまりで初めて現感染者数(アクティブケース)がゼロになったと発表した。

 カンタス航空のアラン・ジョイス最高経営責任者(CEO)は、国内テレビに対し、将来、国際線の利用者には搭乗前にワクチン接種を求める方向で条件等の変更を検討していると述べた。

 オーストラリアは現在、海外からの渡航者に対し2週間の隔離を義務付けている。