写真・図版 インド政府は28日、新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかかったとの見解を示した。写真はワクチンを接種する医療従事者。1月ニューデリーで撮影(2021年 ロイター/Adnan Abidi)

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 [ニューデリー 28日 ロイター] - インド政府は28日、新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかかったとの見解を示した。全土の約2割の地域で、1週間連続して新規感染者が報告されなかった。

 インドの感染者数は米国に次いで世界第2位だが、感染率は昨年9月中旬をピークに大幅低下している。複数の調査によると、地域によっては自然感染により集団免疫を獲得している可能性がある。

 ヴァルダン保健相は、過去24時間に報告された感染例が1万2000人を下回ったことを指摘し「インドは感染封じ込めに成功した」と述べた。全国718地域のうち146地域で1週間新規感染者がなく、18地域では2週間新規感染がゼロとなっているという。 

 感染者数の減少を受けてインド政府は、2月1日からスイミングプールの利用制限を解除するほか、映画館や劇場も定員の50%以上の観客収容を許可する方針を発表した。

 インドは1月16日から新型コロナウイルスワクチン接種を開始しており、7─8月までに3億人への接種を目指している。これまでに接種を受けたのは240万人。 

 インドの累計感染者数は1070万人、死者は15万3847人。死亡率が低いのは、若年人口が多いためとみられている。