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 [上海 15日 ロイター] - 中国工業情報省は、来年末までに大規模なリサイクル拠点を100カ所新設する方針を示した。資源の有効活用を目指す。

 同省は先週末に公表した文書で「大量の固形廃棄物は、工業経済の質の高い発展にすでに影響を及ぼし、発展を阻害している」と表明した。

 大型の固形廃棄物をリサイクルする「総合活用」拠点を50カ所、金属・石炭生産、建設、農業、林業分野の産業廃棄物をリサイクルする拠点を50カ所新設する。

 同省によると、新たなリサイクル拠点では、共用自転車、包装、バッテリー、ソーラーパネルなど、社会に特に大きな影響を及ぼしている廃棄物を処理する。最新の技術・製品・リサイクル手法を駆使するという。

 新たなリサイクル拠点に工場を設置する企業は、政府の特別融資を申請できる。グリーンボンドなど新たな資金調達手段も活用するという。

 中国のリサイクル業者は、欧米から分別済みの廃棄物を輸入して利益を上げていたが、中国政府は2017年以降、廃棄物の輸入を制限。その後も対象品目を拡大している。