イタリア映画祭2022

東京4.29[金・祝]~5.4[水・祝] ユーロライブ 大阪5.14[土]・15[日] ABCホール オンライン第1部5.19[木]~6.19[日] 第2部7.7[木]~8.7[日]

作品情報

マルクスは待ってくれる

A.マルクスは待ってくれる

[2021/90分]原題:Marx può aspettare
監督:マルコ・ベロッキオ Marco Bellocchio
出演:マルコ・ベロッキオらベロッキオ家の人々
第74回カンヌ国際映画祭で名誉賞を受賞した巨匠マルコ・ベロッキオのドキュメンタリー。ベロッキオ家の人々や関係者の証言、ニュース映像などを重ねながら、若くして脚光を浴びたマルコとは異なった道を進んだ双子の弟カミッロが29歳の若さで自殺した真相に迫る。また、同時にその死が監督自身の人生やフィルモグラフィーにどのような影響を与えてきたのかも明かされていく。
東京4月30日(土) 15:30~ / 5月3日(火・祝) 18:40~
キアラへ

B.キアラへ

[2021/122分]原題:A Chiara
監督:ジョナス・カルピニャーノ Jonas Carpignano
出演:スワミー・ロートロ、クラウディオ・ロートロ、カルメラ・フーモ
カンヌ国際映画祭監督週間でEuropa Cinemas Label(最優秀ヨーロッパ映画)に輝いた若き俊英ジョナス・カルピニャーノ監督(『チャンブラにて』『地中海』)の第3作。南イタリア、両親と姉妹とともに暮らす15歳のキアラは充実した日々を過ごしていた。だが、姉の誕生パーティーが盛大に行われた直後に、父親が忽然と姿を消す。失踪した理由とは?キアラは自ら父を捜し始める。
東京5月2日(月) 16:30~ / 5月4日(水・祝) 10:15~
大阪5月14日(土) 18:20~
小さなからだ

C.小さなからだ

[2021/89分]原題:Piccolo corpo
監督:ラウラ・サマーニ Laura Samani
出演:チェレステ・チェスクッティ、オンディーナ・クワドリ
カンヌ国際映画祭批評家週間でプレミア上映され、注目を集める女性監督ラウラ・サマーニのデビュー作は、困難や抑圧に立ち向かう女性の物語。20世紀初頭のイタリア北東部、女の子を死産したアガタは悲嘆に暮れていた。洗礼を受けられずに亡くなった赤子は、永遠に辺獄をさまようと信じられていたからだ。だが、一瞬だけ死んだ赤子を蘇らせ、洗礼を授ける教会があると聞き、苦難の旅に出る。
東京4月29日(金・祝) 12:15~ / 5月3日(火・祝) 20:50~
笑いの王

D.笑いの王

[2021/133分]原題:Qui rido io
監督:マリオ・マルトーネ Mario Martone
出演:トニ・セルヴィッロ、マリア・ナツィオナーレ
19世紀から20世紀にかけてナポリ演劇を代表する劇作家・役者だったエドゥアルド・スカルペッタの栄枯盛衰を、ナポリ出身のトニ・セルヴィッロの圧巻の演技とともにたどる。喜劇王として大人気で、莫大な富で豪邸も建て、成功を収めていたスカルペッタだが、偉大な詩人ダンヌンツィオの悲劇のパロディを上演することで状況は激変する。ヴェネチア国際映画祭コンペティション部門出品作品。
東京4月29日(金・祝) 17:15~ / 5月2日(月) 13:10~
※5/2は上映後に、高田和文氏(静岡文化芸術大学名誉教授)によるトークショーを予定
大阪5月14日(土) 15:30~
内なる檻

E.内なる檻

[2021/117分]原題:Ariaferma
監督:レオナルド・ディ・コスタンツォ Leonardo Di Costanzo
出演:トニ・セルヴィッロ、シルヴィオ・オルランド
イタリアを代表する名優トニ・セルヴィッロとシルヴィオ・オルランドが共演。その対決が見応えたっぷりのディ・コスタンツォ監督の第3作。閉鎖が決まった刑務所で、移送先の都合で受刑者12人が一時的に残され、刑務官15人が監視にあたることになる。ケータリングになった食事はまずく、活動を制限され不満を強める受刑者たちと刑務官たちの間に緊張が高まる。ヴェネチア国際映画祭特別招待作品。
東京5月1日(日) 16:10~ / 5月3日(火・祝) 13:10~
※5/1は上映後に、レオナルド・ディ・コスタンツォ監督によるQ&Aを予定(リモート登壇)
大阪5月15日(日) 11:00~
アメリカ・ラティーナ

F.アメリカ・ラティーナ

[2021/92分]原題:America Latina
監督:ディンノチェンツォ兄弟 Fratelli D’Innocenzo
出演:エリオ・ジェルマーノ、アストリッド・カザーリ
イタリア映画新世代の台頭の象徴的存在であるディンノツェンツォ兄弟。その第3作は、前作に続いてエリオ・ジェルマーノを主演に迎えたスリラー。中年の歯科医マッシモは、新興都市ラティーナの庭付きのモダンな邸宅で、妻と思春期の娘2人と平穏に暮らしていた。しかしその穏やかな日常は、自宅の地下室に下りていったある日から崩壊していく。ヴェネチア国際映画祭コンペティション部門出品作品。
東京4月30日(土) 13:20~ / 5月2日(月) 19:10~
大阪5月15日(日) 19:05~
そして私たちは愚か者のように見過ごしてきた

G.そして私たちは愚か者のように見過ごしてきた

[2021/108分]原題:E noi come stronzi rimanemmo a guardare
監督:ピエルフランチェスコ・ディリベルト Pierfrancesco Diliberto
出演:ファビオ・デ・ルイージ、イレニア・パストレッリ、ピフ
笑いと恋愛の中にも巧みに風刺を織り込みながら、労働システムの劣悪化を痛烈に批判するピエルフランチェスコ・ディリベルト監督(『愛のために戦地へ』)のコメディー。企業の管理職にあったアルトゥーロは、自らが導入したアルゴリズムによって解雇される羽目になる。恋人も友人も失い、貯金もない48歳の彼が唯一探し当てた仕事は、グローバルIT企業フーバーが経営する飲食宅配代行の配達員だった。
東京5月2日(月) 10:15~ / 5月3日(火・祝) 15:45~
※5/3は上映後に、ピエルフランチェスコ・ディリベルト監督によるQ&Aを予定(リモート登壇)
大阪5月15日(日) 16:40~
ある日、ローマの別れ

H.ある日、ローマの別れ

[2021/116分]原題:Lasciarsi un giorno a Roma
監督:エドアルド・レオ Edoardo Leo
出演:エドアルド・レオ、マルタ・ニエト、クラウディア・ジェリーニ
『いつだってやめられる』シリーズで人気のエドアルド・レオの監督・主演作は、ローマの街並みの美しさを存分に堪能できるロマンチック・コメディーで、長年交際しているカップルの恋愛の難しさを描く。小説家トンマーゾは、本名を明かさずペンネームで恋愛相談コラムの執筆もしていた。ある日、長い付き合いとなった恋人を傷つけずに別れたいという相談が寄せられるが、相談者は恋人のゾエだった。
東京5月1日(日) 10:15~ / 5月4日(水・祝) 16:00~
※5/4は上映後に、エドアルド・レオ監督によるQ&Aを予定(リモート登壇)
大阪5月14日(土) 12:15~
※5/14は上映後に、野村雅夫氏(ラジオDJ(FM COCOLO)、翻訳家)によるトークショーを予定
ディアボリック

I.ディアボリック

[2021/134分]原題:Diabolik
監督:マネッティ・ブラザーズ Manetti Bros.
出演:ルカ・マリネッリ、ミリアム・レオーネ、ヴァレリオ・マスタンドレア
イタリアの人気漫画が原作のエンターテインメント作品。1960年代、架空の国クレルヴィル。冷酷非道な連続強盗犯ディアボリックは、富豪の夫を亡くし南アフリカから帰国したレディーのエヴァ・カントが持つピンクダイヤモンドを盗もうとするが、敏腕警部ジンコがそれを阻むべく追跡する。ダークヒーローを演じるのは、『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』のL・マリネッリ。
東京5月1日(日) 13:15~ / 5月4日(水・祝) 19:00~
※5/4は上映後に、マネッティ・ブラザーズ監督によるQ&Aを予定(リモート登壇)
スーパーヒーローズ

J.スーパーヒーローズ

[2021/121分]原題:Supereroi
監督:パオロ・ジェノヴェーゼ Paolo Genovese
出演:アレッサンドロ・ボルギ、ジャズミン・トリンカ、グレタ・スカラーノ
世界20カ国以上でリメイクが相次いだ『おとなの事情』のパオロ・ジェノヴェーゼ監督の最新作は、論理的思考の持ち主である物理教師マルコと、衝動的な漫画家アンナの若いカップルの大恋愛劇。しばしば喧嘩し、噓もついたりして危機的状況を迎える2人だが、なんとかそれを乗り越えようとする。主演は、イタリア映画界を代表する顔となったJ・トリンカと人気急上昇中のA・ボルギ。
東京5月1日(日) 19:10~ / 5月4日(水・祝) 13:15~
※5/1は上映後に、パオロ・ジェノヴェーゼ監督によるQ&Aを予定(リモート登壇)
大阪5月15日(日) 14:00~
3つの鍵
ナンニ・モレッティ特集上映①

K.3つの鍵

[2021/119分]原題:Tre piani
監督:ナンニ・モレッティ Nanni Moretti
出演:マルゲリータ・ブイ、リッカルド・スカマルチョ、アルバ・ロルヴァケル
ローマ の高級住宅街。同じアパートに住む3つの家族。顔見知り程度の隣人たちの扉の向こう側の顔を誰も知らない。ある夜の交通事故をきっかけに、それぞれがした選択が、次第に彼らをぎりぎりの淵まで追い詰めていく。扉を固く閉ざしてしまった彼らの、未来への扉を開く鍵は何なのか?第74回カンヌ国際映画祭正式上映作品。9月HTC有楽町他全国順次公開。
東京4月30日(土) 17:40~
※上映後に、ナンニ・モレッティ監督によるQ&Aを予定(リモート登壇)
マゴーネ 土田康彦「運命の交差点」についての研究
特別上映

L.マゴーネ 土田康彦「運命の交差点」についての研究

[2021/96分]原題:Magone – uno studio su “I crocevia del Fato” di Tsuchida Yasuhiko
監督:田邊アツシ Atsushi Tanabe
出演:土田康彦、宮脇花綸、臺佳彦、403 architecture[dajiba]、大友香里、TERU
ヴェネチア在住でムラーノ島にスタジオを構える唯一の日本人であるヴェネチアンガラス作家・土田康彦。その作風から「ガラスの詩人」の異名を持つ土田は、調理師としてパリで修行した経歴を持ち、近年では小説家としてもデビューするなど、ジャンルを超えた作家とのコラボレーションでも注目されている。本作はその人物像、創作の秘密に迫るドキュメンタリー。
東京4月29日(金・祝) 14:30~
※上映後に、田邊アツシ監督、土田康彦氏(ヴェネチアンガラス作家)によるトークショーを予定
息子の部屋
ナンニ・モレッティ特集上映②

M.息子の部屋

[2001/99分]原題:La stanza del figlio
監督:ナンニ・モレッティ Nanni Moretti
出演:ナンニ・モレッティ、ラウラ・モランテ、ジャズミン・トリンカ
カンヌ国際映画祭パルムドール受賞作にして、モレッティが一躍世界の巨匠の仲間入りを果たした傑作。家族が直面する喪失と再生を優しいまなざしで描く。イタリアの小さな港町で、家族と平穏な日々を送る精神科医のジョヴァンニ。ある日曜日、彼は息子と過ごす予定だったが、急な往診でキャンセルになる。しかしその日の午後、息子は出かけたダイビングで溺死してしまう。
東京4月30日(土) 20:40~
夫婦の危機
ナンニ・モレッティ特集上映③

N.夫婦の危機

[2006/112分]原題:Il caimano
監督:ナンニ・モレッティ Nanni Moretti
出演:シルヴィオ・オルランド、マルゲリータ・ブイ、ジャズミン・トリンカ
映画制作の過程で起こる騒動を通じて、家庭や仕事、イタリア政治の危機を描くコメディー。公私共に行き詰まるプロデューサーの元に、監督志望の若い女性が脚本を持ち込む。ある勘違いから制作する羽目に陥るが、それはイタリア首相を糾弾する内容だった。カンヌ映画祭コンペティション部門に出品され、イタリアのアカデミー賞ことダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞では作品賞をはじめ計6部門で受賞。
東京4月29日(金・祝) 20:10~
アッカトーネ
パゾリーニ生誕100年記念上映

O.アッカトーネ

[1961/117分]原題:Accattone
監督:ピエル・パオロ・パゾリーニ Pier Paolo Pasolini
出演:フランコ・チッティ、フランカ・パスット
詩人、小説家、脚本家として活動してきたパゾリーニの記念すべき39歳の映画監督デビュー作は、都会の底辺に生き、いらだつ若者たちの姿を映し出す。無職のアッカトーネは、娼婦のヒモとしてローマのスラムをうろつき、無為の日々を過ごしていた。だが、娼婦が逮捕されると状況が一変し、生活に窮する。そんな折に純真な娘のステッラに出会い恋に落ちると、真っ当に生きようとする。
東京4月30日(土) 10:15~
※上映後に、野村雅夫氏(ラジオDJ(FM COCOLO)、翻訳家)によるトークショーを予定
赤い砂漠
モニカ・ヴィッティ追悼上映

P.赤い砂漠

[1964/120分]原題:Il deserto rosso
監督:ミケランジェロ・アントニオーニ Michelangelo Antonioni
出演:モニカ・ヴィッティ、リチャード・ハリス
アントニオーニのミューズで、今年2月に90歳で亡くなったモニカ・ヴィッティ。この名コンビのヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞作は、冬の風景に憂いを帯びた女性の孤独と苦悩を浮かび上がらせる。無機質な工場が並ぶイタリア北部のラヴェンナで夫と息子と暮らすジュリアーナ。精神的に不安定な日々を送っていたある日、夫から会社の同僚を紹介されると、次第に心をひかれていく。
東京5月3日(火・祝) 10:15~
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