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ジンベエザメ・4代目海くん、海へ帰る

2007年09月14日

 4代目「海(かい)くん」おつかれさま――。大阪市港区の水族館「海遊館」で展示されていたオスのジンベエザメ、4代目の海くん(推定10〜11歳、全長4.96メートル)が10日、高知県東洋町の甲浦港沖で放流され、ふるさとの太平洋に帰った。

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 4代目海くんは01年7月、同県土佐清水市沖で定置網にかかった。当時、海遊館には、メスの2代目「遊(ゆう)ちゃん」と先代の3代目「海くん」がいたが、相性が悪く、関係者を心配させていた。

 結局、3代目海くんはわずか3カ月で海に帰され、4代目には「新しい婿候補」との期待も掛かったが、「離婚歴」のある遊ちゃんとの相性を心配する声が上がり、4代目海くんはそのまま土佐清水市にある海遊館の以布利(いぶり)センターで6年間飼われた。今年5月、2代目遊ちゃんが体調不良で同センターに戻るのと入れ替わりで同館へ移送。4カ月にわたって来場者の目を楽しませたが、高知での待機期間が長かったため、同館では「早くふるさとの高知で自然に返してあげたい」という声が高かったという。

 6月に同県室戸市沖で捕獲されたオスのジンベイザメが、後継の「5代目」となることが決まったため、入れ替わりで海に帰ることになった。

 4代目海くんはこの日午前9時前、ふるさとの海に放流され、元気に泳いでいった。海遊館の担当者は「周りの変化に動じない性格で、海遊館の水槽にもすぐ適応して堂々と泳いでいた。寂しいけれど、太平洋の大海原で悠々と暮らしてほしい」と話した。

 4代目の後を受け、5代目海くん(推定5〜6歳、全長4.1メートル)は11日、同館に到着し、12日にデビューする。担当者は「ぽっちゃり体形の4代目に比べると、ちょっとスマートです」と話している。

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