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入れ歯回収箱設置

2007年08月31日

 いらなくなった入れ歯を回収、貴金属をリサイクルする活動が広がっている。埼玉県の団体の呼びかけに応え、杉並区荻窪の区施設「あんさんぶる荻窪」に27日、全国で4番目、都内では初めてとなる回収箱が設置された。9月4日には武蔵野市吉祥寺本町の市民社会福祉協議会にも置かれる。収益金の一部は日本ユニセフ協会に寄付され、世界の子どもの福祉に役立てられる。

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杉並の回収箱。武蔵野にも同じ形のものが予定されている=杉並区社会福祉協議会で

 呼びかけているのは、埼玉県坂戸市の歯科技工所役員らによる「日本入れ歯リサイクル協会」(0120・24・1083)。入れ歯や歯の詰め物に使われている金、銀、パラジウムなどを、専門業者に依頼してリサイクルすることで、収益金が生まれる。

 昨年末から協会が独自に回収してきたほか、千葉県鎌ケ谷市などに回収箱が設置された。回収箱の分から生じた収益は、45%ずつが日本ユニセフ協会と設置団体に回され、残り10%がリサイクル協会の活動費にあてられる。

 協会によると、今年7月末までに収益は1000万円を超えた。鎌ケ谷市では1カ月で36万円の収益があった。設置した市職員組合には「形見の入れ歯が役に立ったと墓前に報告した」などの手紙が寄せられているという。

 杉並区では、区社会福祉協議会が「ユニークかつ有意義な活動だ」として協力を申し出て、協議会が入っている「あんさんぶる」の1階に回収箱を置いた。

 武蔵野市では、新聞記事で活動を知った主婦、西園寺美希子さんらが6月にリサイクル協会を訪ねて準備を進め、市民社協に箱を置いてもらうことになった。

 入れ歯は汚れを落とし、熱湯や除菌剤で消毒、新聞チラシなどで包んでビニール袋に入れる。〒350・8799 川越郵便局留め 日本入れ歯リサイクル協会に郵送するか、杉並や武蔵野の回収箱へ持参する。

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