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宮崎駿監督もとりこに 「ポニョ」歌う少女の実力

2007年12月08日

 宮崎駿監督の新作「崖の上のポニョ」(来夏公開予定)の主題歌発表会見が、3日開かれた。かわいい振りつきで歌う8歳の大橋のぞみちゃんに、宮崎監督が満面の笑みで拍手を送った。(アサヒ・コム編集部)

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会見に出席した大橋のぞみちゃん(左)と宮崎駿監督=東京・東小金井で

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会見で歌を披露する藤岡孝章さん(左)、大橋のぞみちゃん、藤巻直哉さん

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振りつきで歌う大橋のぞみちゃん

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のぞみちゃん(手前)を囲んでカメラににっこり。左から藤岡孝章さん、藤巻直哉さん、久石譲さん、宮崎駿監督

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記者会見後、取材に応じるスタジオジブリ鈴木敏夫プロデューサー。上機嫌だった宮崎監督について「朝は会見を嫌がって不機嫌だったけど。これでコンテの生産性も上がるかな」

 「崖の上のポニョ」は、「人間になりたい」と願うサカナの女の子ポニョと、5歳の男の子・宗介の物語。同名の主題歌は、作画監督の近藤勝也さんの作詞、宮崎監督の補作詞、久石譲さんの作曲による。

 東京・東小金井の宮崎監督のアトリエ「二馬力」で開かれた会見には、宮崎監督、久石さん、歌を担当する大橋のぞみちゃんと55歳のおじさんデュオ「藤岡藤巻」が出席した。

 「子供が歌える歌を」という宮崎監督の要望に、久石さんは「絵コンテを見て、笑われるかなと思うくらいシンプルなメロディーが浮かんだ」。「ポーニョ、ポーニョ、ポニョ、さかなの子、青い海からやってきた」で始まる歌詞は、「隣の机で仕事をしている近藤勝也に、僕が『書け』とたきつけた」と宮崎監督。

 「ちょうど彼は、いま3歳になる子の子育てにヒイヒイ言っている。映画の内容に重なるので、その気分が出たらいいと思った」

 のぞみちゃんは「いぬのえいが」などに出演した子役。デモ用にと吹き込んだ歌声を宮崎監督が気に入り、歌手デビューが決まった。宮崎監督は「無垢(むく)なるものの力に、オジサンたちは打ちのめされたんです」。

 「娘とお父さんが掛け合いで歌う」という設定から、音楽プロデューサー藤岡孝章さんと、ジブリ作品も手がけてきた映画プロデューサー藤巻直哉さんの2人による「藤岡藤巻」を起用。藤岡さんは「私どもでいいんでしょうか? ただのそこらのオヤジですし」、藤巻さんも「ジブリファンに怒られないかな」。

 会見で、録音後に宮崎監督からどんな言葉をかけられたか問われたぞみちゃん。「上手に歌えましたね、って言われました」と答えると、宮崎監督は相好を崩して拍手。覚えたての振りつけで歌う様子を、にこやかに見守った。

 「この曲は、使うとすればエンディング。まだコンテが最後まで出来ていないが、この歌に負けないハッピーエンドにたどりつかなければと思う」と語った。

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