大哺乳類展 陸のなかまたち 国際生物多様性年 E.シートン生誕150周年/W.T.ヨシモト生誕100周年
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[朝日新聞記事から]触って実感、動物の毛皮 大哺乳類展(4月7日朝刊)

(2010年4月20日)

写真「毛皮に触る子どもたち」

 東京・上野の国立科学博物館で開催中の「大哺乳(ほ・にゅう)類展」は、さまざまな動物の毛皮にさわることもできる。トナカイやアメリカバイソン、アフリカスイギュウにキリンと、タッチパネルに並ぶ毛皮は21種。それぞれ毛の長さや硬さに特徴があり、初めて感触を知った子どもたちは「滑らかで気持ちいい」「かたい!」と驚きの声を上げている=写真。

 哺乳類の体毛は外気温にかかわらず体温を一定に保つのに役立ち、寒冷地で暮らす種ほど毛は長い。そんな特徴を確かめられる毛皮の標本は、ハワイ出身の日系人実業家、故W・T・ヨシモト氏が、剥製(はく・せい)に加えて国立科学博物館に寄贈した。かつてハワイにあった氏の私設博物館でも「触れる標本」として毛皮を展示していたという。

 科学博物館の川田伸一郎研究員は「触ればいたむが、子どもたちに実際の感触を知ってほしくて出品した」と話す。グレビーシマウマの毛皮は、毛の一部をそって皮膚を露出。しま模様の下にある肌の色が、意外にも黒いことを紹介している。

 毛皮だけでなく、スイギュウ、トナカイ、クロサイの角を触れるコーナーもある。6月13日まで。

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