大哺乳類展 陸のなかまたち 国際生物多様性年 E.シートン生誕150周年/W.T.ヨシモト生誕100周年
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[朝日新聞記事から] 大哺乳類展 多様な動物、一堂に

(2010年1月4日)

写真さまざまな角の形を比べることもできる=会田法行氏撮影

 この春、陸で暮らす世界中の哺乳類(ほにゅうるい)が東京・上野に大集合する。モグラやネズミのような小動物からゾウやキリンまで、その数200種以上。ハワイ出身の日系2世の実業家、故W・T・ヨシモトが国立科学博物館に寄贈した貴重な剥製(はくせい)コレクションを中心に、化石、骨格など約280点を一挙に公開する。

 哺乳類とはお乳を与えて子を育てる動物のことで、私たち「ヒト」もその一員だ。恐竜時代には夜行性でネズミのように小さな生き物だったが、恐竜の絶滅後、環境に適応して体の形などを様々に変え、独自の進化を遂げた。

 展覧会では、マンモスなどの絶滅哺乳類の化石から進化の歴史をたどり、多様に進化していった哺乳類たちの角(つの)や歯、皮膚の模様、骨格などを剥製や標本でじっくり観察してもらう。角や毛皮に触ったり、動物のウンチのにおいをかいだりもできる体験コーナーもある。

 また、「シートン動物記」で知られるE・T・シートンが生誕150周年を迎えるのを記念し、作品に登場する動物たちを物語に合わせて紹介。アラスカの自然や動物を撮影した写真家の故・星野道夫の作品や愛用品も展示する。

 7月からは、海の哺乳類を紹介する展覧会を開催。全長約20メートルのシロナガスクジラの全身復元骨格などを展示する。二つの展覧会を通じ、陸と海と、地球に生きる命の多様性を学ぶことができる。

 3月13日〜6月13日(陸)、7月10日〜9月26日(海)、東京・国立科学博物館

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