大哺乳類展 陸のなかまたち 国際生物多様性年 E.シートン生誕150周年/W.T.ヨシモト生誕100周年
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[朝日新聞記事から] 芸大生ら制作の精巧フィギュアを発売 大哺乳類展

(2010年1月20日)

写真宮田さんが手掛けたキリンのフィギュアセット写真カプセル入りで販売される7種類のフィギュア(カプセルトイ『立体カプセル百科事典 ツノのある動物図鑑』/発売元:タカラトミーアーツ)

 ヒツジのねじれた角や、クロサイの分厚い皮膚、ヌーののどのフワッとした毛。そんな特徴を精巧に表現したフィギュアが、3月13日に東京・国立科学博物館で開幕する「大哺乳(ほにゅう)類展 陸のなかまたち」の会場で発売される。造形を手がけたのは、東京芸術大学・大学院の学生たちだ。

 専攻は彫刻、彫金、デザインと様々だが、得意分野を生かして担当する動物を選んだ。大学院2年で彫刻を学ぶ宮田将寛さんは、キリンとその骨格をペアにしたフィギュアを制作。肉付きフィギュアの原型の複製から「仏像でいう一木造りのように」骨格を削り出し、長い首の骨や歯を彫り込んだ。

 「フィギュアの原型制作は5年ほど経験があるけど、今回のような作り方に挑戦したのは初めて。歯科技工士の仕事のようで、これまでで一、二を争う苦労でした」

 生きている姿も動物園で観察してプロポーションを整え、生物学上も正しく再現しようと、国立科学博物館の川田伸一郎研究員に監修に加わってもらった。

 ほかにも同展に剥製(はくせい)が展示されるアメリカバイソンやヘラジカなど、ユニークで多様な角を持つ7種類のフィギュアが発売される。仕上がった作品群は、手のひらにも乗る立体的な「図鑑」さながら。川田さんも「素晴らしい完成度」と太鼓判を押している。

 キリンのセットは1600円、角のある動物はカプセル入り販売機で1個300円。

ダマジカか、ヒツジのフィギュア付き前売り券(1400円)も1月25日から販売する。

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