心臓ペースメーカーなどがつけられた遺体が火葬を拒否される事例があり、日本不整脈学会が実態調査に乗り出す。火葬中に電池が破裂する恐れがあるためで、全国約1500の火葬場を対象に、遺体の受け入れ条件や破裂による職員のけがなどを調べ、事故防止に役立てたい考えだ。
電気刺激で脈の乱れを整えるペースメーカーや、心臓の異常を検知して電気ショックで突然死を防ぐ除細動器を体内に入れている人は、国内に約30万人いると推定されている。
使っているリチウム電池は、数百度に達すると破裂するため、火葬中に破裂すると、職員がのぞき窓を開けて遺体の位置を調節するときに破片が当たる危険がある。実際、職員がけがをする事故が起きている。