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競技 |
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陸上(トラック&フィールド) |
マラソン |
競歩 |
内定しているマラソンの男女6選手と競歩の男女7選手はそのまま維持される。そのほかは、1種目につき最大3人が出場でき、世界陸連が定めた参加標準記録を突破して21年の日本選手権で上位に入れば選ばれる見込み。このほか、世界ランキングをもとに選ばれる場合もある。
※2020年7月17日現在
トラック
競技場内1周400メートルの走路「トラック」を使って実施される競技。オリンピックでは短距離走、中・長距離走、障害走、ハードル、リレーが行われ、距離、男女別に合計25種目が行われる。共通するのは「走って競う」ということ。生身の人間が「いかに速く走れるか」に挑戦するというシンプルな競技だけに体力が全てと思われがちだが、スタートを始め多くの技術も身につけないと世界の上位に食い込むことは難しい。0.1秒、0.01秒速く走るため、トラックでは鍛え抜かれた選手たちが肉体の限界に挑む激烈な戦いが繰り広げられる。
フィールド
陸上競技でトラックの内側や外側で行われる競技をフィールド競技とよぶ。フィールド競技は、「跳躍」と「投てき」の2つに分けられる。「跳躍」は、走高跳、棒高跳、走幅跳、三段跳の4種目で、跳ぶ高さや距離を競う。「投てき」も、砲丸投、円盤投、ハンマー投、やり投の4種目で、こちらは手で投てき用具を遠くへ投げ、その距離を競う。フィールド競技はトラック競技のように何人もの選手が同時に競うことはない。1人ずつ試技を行い、その記録で順位が決まる。フィールド競技は、記録への挑戦であり、自分との勝負なのだ。
ロード
ロード(一般道路)で実施される種目はマラソンと競歩である。紀元前5世紀、ギリシャのマラトンに上陸したペルシャ軍をアテナイ(アテネ)軍は討ち破る。勝利の知らせをアテナイに伝えるため、若い兵士がマラトンからアテネの約40キロメートルを走り、「われ勝てり!」と伝えて息絶えたという。そうした言い伝えからその名がついたマラソン。アテネ1896大会(男子のみ)以来、オリンピックでは欠かさずに行われており、数あるオリンピック競技のなかでも最も人気が高いものの1つだ。
競歩は「歩く」速さを競う種目で、常に左右どちらかの足が地面に接していなくてはならない。また、前に振り出した脚が接地してから腰の真下に来るまで膝が曲がってはいけない。オリンピックではロンドン1908大会で、トラック種目として3,500m競歩が行われているが、ロードで行われるようになったのはロサンゼルス1932大会からである。
マラソンも競歩も距離が長いだけでなく、路面の状態や道の勾配、気象条件などの影響を大きく受ける種目である。選手同士、選手自身、そして自然との過酷な戦いに注目しよう。
混成
紀元前708年、古代オリンピックでは、あらゆる競技能力に秀でた競技者を決めるため、「五種競技」が考えられた。これは、陸上4種目とレスリングの合計5種目を行い、順位を競うというものである。この競技にちなんで近代オリンピックで行われているのは、男子の10種競技と女子の7種競技。どちらも短距離、中・長距離、跳躍、投てきという陸上競技の全ての要素においてトップクラスの実力を持った選手同士が戦い、究極のオールラウンダーを決める。そのため、10種競技の勝者は「キング・オブ・アスリート」、7種競技の勝者は「クイーン・オブ・アスリート」と呼ばれる。
※東京2020組織委員会公式ウェブサイトから引用
大成建設・梓設計・隈研吾建築都市設計事務所JV作成/JSC提供
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