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2012年4月20日0時0分
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審議拒否、自民に乱れ 強硬参院に不満噴出

写真:自民党が審議拒否した参院経済産業委=19日午前、仙波理撮影拡大自民党が審議拒否した参院経済産業委=19日午前、仙波理撮影

 田中直紀防衛相、前田武志国土交通相への問責決議案を提出した自民党は19日、国会審議を全て欠席する方針で臨んだ。だが、強硬路線に対して、公明党とともに身内からも不満の声が噴出。野田政権を追い詰める前に、自らがつまずきかねない。

■公明は自民と距離

 「問責が可決された大臣の所管事項に対しては審議に応じられないが、それを越えた対応は妥当ではない。これが基本的なルールだ」。友党の公明党・山口那津男代表は19日、国会審議の全面拒否をこう批判した。白浜一良参院議員会長は問責決議案の提出前日の17日、自民党の脇雅史参院国対委員長に「審議拒否は限定的にするべきだ」と説いた。だが、同席した自民党参院幹部の一人は「問責を打てば、2大臣は絶対に代わる」と強気の見方を繰り返したという。

 こうした中、野田佳彦首相は19日、民主党幹部との会議で「2大臣には職務を全うしてもらう」と宣言。もくろみは外れ、公明党幹部は「あれだけ言ったのに、言わんこっちゃない」と不満をぶちまける。

 自公の亀裂は深まる。

 自民党の参院幹部は19日、公明党の魚住裕一郎参院国対委員長に「きょうの採決はやめてもらえませんか」と懇願した。参院では同日、中小企業振興の改正法案など2法案の採決が行われた。元々、自民党も賛成だが、審議拒否で採決に加われないため、先延ばしを頼んだのだ。これに対し、魚住氏は拒絶し、採決は行われた。

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