新サイトのコンセプトは「立ち止まるためのメディア」です。私たちは、加速し続ける情報環境を生きています。知るべきニュースは膨大で、タイムラインをたどれば多数の言葉があふれています。感情的なやりとりが繰り返されることもしばしばで、起きていることの意味を見きわめ、自らに引き寄せて考える営みはいっそう難しくなっています。
対話を重ねて「論」を深め合う。発信する人も読者も編集者も、流れ続ける情報の前で立ち止まり、論考やインタビューなど様々な言葉を通して世界を広げ、新たな景色にたどり着く。そんな場を「Re:Ron(リロン)」はめざします。
各界で活躍する学識者、現場を知る当事者、次代を担うオピニオンリーダーたちの言葉から、ネット時代におけるメディアや言論空間のあり方、課題と可能性を考えます。さらに論者から読者への問いかけをもとに、双方向のコミュニケーションで「論」を深めていくことをめざします。
在野の人類学者・磯野真穂さんが、独自の視点やフィールドワークを通してコロナ禍を歩きながら考えたことをつづります。コロナ禍とはいったい何だったのか。人類学の手法を通じてパンデミックが映し出した社会の姿をひもときます。
サイトの「伴走者」として、それぞれの専門分野や経験をもとに、サイトのあり方や方向性について助言していただきます。
論座は、多様な言論の広場と位置付け2010年に「WEBRONZA(ウェブロンザ)」として開設しました。これまでに2万本を超える論考を発信してきましたが、誠に勝手ながら4月下旬で記事の更新を停止し、7月にサイトを閉じることとしました。
※論座会員と朝日新聞デジタルのプレミアム、ダブルコースのお客さまは、サイト終了まで引き続き論座をご利用いただけます。
※論座のサイト終了後は、これまで論座に掲載された記事を、「Re:Ron」から検索して読むことができるよう検討しております。朝日新聞デジタルの全ての有料会員(ベーシックコース、スタンダードコースを含む)がご利用になれます。