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南果歩さん/乳がん、そして夫の問題と向き合った日々を告白 

インタビュー・女優 南果歩さん (1)

更新日:2017年11月08日

 いくつになっても笑顔が素敵な南果歩さん。50代を迎え、乳がんを患い、最近はプライベートでも大激震がありました。それでもいつでも前向きな南さん。何がそうさせるのか。いまの心境をじっくりとお聞きしました。

 スタジオに現れた南果歩さんは、いろんな話題にケラケラと声を立てて笑う。まわりを明るくする笑顔が印象的だ。今年の79日からNHKBSプレミアムで8回にわたって放送されたドラマ「定年女子」。南さんが主演を務めたこの作品は、50代の女性を主人公にしたことで同世代の支持を得て、大きな反響を呼んだ。
 南さんが演じたのは大手商社の部長職にある深山麻子53歳。ある日突然、部長職を解かれて「役職定年」し、人生の岐路に立たされる。この世代の女性の心の機微を繊細に表現する南さんに、多くの視聴者が共感した同世代の主人公を演じて、南さんは何を思ったのだろうか。


50代って方向転換を余儀なくされるときでもある

 仕事一筋で必死に生きてきた女性が、その仕事がなくなって立ち止まらざるを得なくなったところからドラマはスタートします。無職になり、女手ひとつで育てた一人娘をお嫁に出して新しい生活が始まる。

 私自身も結婚や子育てで仕事をセーブしていた時期がありますから、いったん立ち止まった後に、人生がリスタートしていく感覚は、理解できるし、重なるところもありました。

 50代って、各世代やいろいろな立場の人をつなぐ要の世代だとも思うんです。だから人間関係は豊かになるけれども、一方では予測のできないことが起きて方向転換を余儀なくされるときでもある。そうした経験を経て、自分の人生の最終目標を定めるタイミングでもあるのかなと、演じながら思いましたね。

 私自身、40代までは、20代の延長に30代があり、30代の延長に40代があると当たり前のように思っていましたが、50代に入ったとき、ここからはそういう捉え方はできないなと思ったんです。特に根拠があったわけではありませんが、いつまでもこんなに元気ではいられないだろうと思ったし、いろんなことが今までどおりには、きっといかないんだろうなと、そんなことを感じました。そうしたらやはり、乳がんになったり、プライベートでも予期せぬことが起きたりと、自分の身にいろいろ降りかかってきました。

インタビュー・女優 南果歩さん(2)「試練が続くなかドラマ出演を決断した理由」に続く…


南 果歩(みなみ・かほ) 1964年生まれ。84年に映画「伽倻子のために」の主役でデビュー。映画、テレビ、舞台などで活躍。2015年には映画「マスタレス」で全米デビュー。最近ではドラマ「定年女子」で主演。待機作に映画「Oh Lucy! 」(2018年公開予定)。オフィシャルウェブサイト http://www.kaho-minami.com/

文/志賀佳織 写真/松永卓也(朝日新聞出版・写真部)
スタイリスト/中井綾子(crêpe) ヘア&メイク/黒田啓蔵

 本記事は、『ゆとりら』秋冬号の巻頭インタビュー「南果歩 今日が人生最悪なら、明日はもっと良くなる」から抜粋しています。


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