「お中元を贈る」は6割 「虚礼廃止」で変わる風習

<Reライフアンケート> お中元を贈りますか?

2018.05.19

 今月下旬から、いよいよ百貨店などでお中元商戦が本格化します。今どきのお中元事情を探るため、Reライフ読者会議の皆さんにアンケートを実施したところ、「お中元を贈る」という人は約6割。贈りたい物と、贈られてうれしい物との間には、微妙なギャップがあることも分かりました。


 今回の調査で、お中元を贈ると答えたのは62%でした。贈り先の件数では「23件」との答えが最も多く41%。以下は「45件」(24%)、「1件」(18%)。4割近い人が贈り先を昨年より絞り、増やすという人は5%にとどまっています。

 贈り物1件あたりの予算は「2,0004,999円」が最多で66%。「5,0007,990円」が30%。8,000円以上はわずか3%。1割超が予算を減らしていて、増やした人は5%にとどまりました。

 贈り先のトップは「親戚」。「兄弟」「親」「お世話になった人」が続きました。最も少なかったのは「上司」。「昔、上司に欠かさず付け届けする親を見て、大変だなぁと思っていました。私の勤務先は虚礼廃止なので助かっています」(奈良県 女性 5054歳)との意見に見られるように、お中元やお歳暮を贈る意識は、時代と共に変わってきているようです。

 お中元の購入先としては、210人が「百貨店」を挙げ、2位の「スーパー」の3倍の人に選ばれました。その手軽さからか「インターネット通販」がわずかな差で続き、その存在感を増しています。

 今回、贈り物として最も選ばれたのは「菓子類」。定番の「ビール・発泡酒」「ハム・精肉」「果物」も人気でした。贈られてうれしい物でも、定番商品が上位入りしていますが、最も人気を集めたのは「商品券・カタログギフト」でした。このギャップは「商品券は、自分で選んで買えるのでうれしい」(東京都 女性 5559歳)との意見が示す通り、どうせもらうなら欲しい物、必要なものを自分で選びたいとの、現実的な思いを反映した結果と言えそうです。

お中元アンケート表
※数字は人数。上位5位まで。複数回答

 一方で、お中元を贈らない人は38%を占めました。「贈る習慣がない」「贈りたい相手がいない」のふたつが、最大の理由でした。

 「昔は、仲人さんや義理の両親らにも贈っていましたが、虚礼廃止ということでやめました。代わりに、お会いした時や何かの折に、気持ちとしてお菓子などを持参したりします」(大阪府 女性 7074歳)といった意見に見られるように、お中元などのフォーマルギフトから気軽なカジュアルギフトへのシフトも起きています。そうした風潮を肌で感じてか、将来、お中元の風習がなくなると予測する人は、3割を超えています。

 アンケートは4月18日~58日にReライフプロジェクトのwebサイト「Reライフ.net」で実施。計567人が回答しました。回答者の内訳は、40代以下が10%、50代が36%、60代が36%、70代が14%、80代以上が4%でした。


*読者会議の詳細についてはこちら(http://www.asahi.com/relife/dokusha)をご覧ください。

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