「旅行同窓会」が人気、お得な時期は?

阪急交通社企画旅行事業本部・本島桂介さんに聞く

2018.07.25

 阪急交通社では、同窓会幹事代行サービス会社の同窓会本舗(運営会社:アラッドブラザーズ)と組んで、旅行同窓会のお手伝いをしています。

 旅行同窓会への関心は、年々高まっています。問い合わせ件数では、この第1四半期だけで、既に昨年度通期の70%に達しました。受注件数も、今年度は前年同期比10%増で推移しています。

阪急交通社 企画旅行事業部 本島桂介さん
 フェイスブックなどSNSで同級生との再会したのをきっかけに、同窓会そのものが広がっていることが背景にあるようです。終了時間を気にせずゆったり楽しめる、宿泊形式の同窓会は、特に自由になる時間やお金のある6070代の皆さんの間で、関心を呼んでいます。

 同窓会本舗とのタイアップを始めたのは2015年夏。旅行業の資格を持たない同窓会本舗では「せっかく相談を受けてもお断りするしかない」と聞き、そうしたお客さまを紹介していただくようこちらから打診して実現しました。宿泊先や交通機関の手配など、旅のアレンジは阪急交通社が担当、同窓会の出欠の取りまとめや案内状の作成・発送などは同窓会本舗が担うしくみです。


 集まるメンバーや人数は、クラス会単位が多いようです。3040人に声をかけ、2030人ぐらいが参加する規模。行き先は海外も含め様々ですが、各地に散らばる同窓生がいったん東京などに集まり、バスをしたてて箱根や日光などを目指すといった形が比較的よく見られます。京都・奈良など修学旅行の定番になっている観光地も人気です。きちんとガイドをつけて昔行った場所を再訪するとか、幕末の史跡をたどるといったテーマを掲げて出かける皆さんもおられます。

 開催時期は、既にリタイアされているシニアの皆さんの場合だと、通常の平日を主体にご提案しています。週末を含めると宿泊料などがどうしても高くなりますから。盆暮れの時期については、ご相談を受けることはほとんどありません。出発の4カ月~半年前ぐらいから準備されるのが一般的です。

 同窓会プランを掲げるホテルや旅館をご提案することもありますが、あらかじめ旅行同窓会向けのパック旅行などを用意しているわけではありません。参加人数が早い時期から決まっていれば、既存のツアーを貸し切りで提供するケースもありますが、幹事のお客様から要望や予算を聞き、それに応じてアレンジするケースがほとんどです。

(取材・文 沢田歩)

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