<連載> ひとりでできる男の昼メシ

パラッパラにできたらほめて 1、2、3でチャーハン完成

定年ごはん/ひとりでできる男の昼メシ 卵チャーハン

2018.10.02

 今回のレシピ「卵チャーハン」は、お昼ごはんの定番。定年世代の男性も子どもの頃から何度も食べてきたおなじみの一皿です。ところが、山田玲子先生の料理教室では、卵チャーハンが上手にできない男性が意外と多いようです。その原因を探ってみると…。

定年ごはん卵チャーハン

 チャーハンを作る男性を見ていると、フライパンに火をつけてから調味料を探したり、味付けをしたあとも、いつまでも炒め続けている人がいて驚かされます。

 チャーハンの成功の秘訣は「スピード」です。フライパンを熱したら、「ワン・ツー・スリー」で一気に仕上げるため、炒める前の準備を万全にしておくこと。材料はすべて事前に分量を量って器に入れ、手の届くところに並べておきます。「温かいご飯」もポイントなので、冷たい場合はレンジで温めておきます。

 フライパンに油を敷いて高温になったら、スピード勝負です。「ワン」で卵を流し入れ、半熟のうちに「ツー」でご飯を入れて卵と素早く混ぜ合わせ、「スリー」で調味料とネギを入れて全体に混ざるようササッと炒めたら終了です。
 「ワン」のとき、卵に火が入り過ぎるとごはんとうまく混ざらず、フワッとした仕上がりになりません。また、火が弱かったり低温のまま調理すると、油っぽくなったり、ご飯の水分が残ってペチャっとした仕上がりになりますので気をつけましょう。

材料 (2人分)
長ねぎ・・・5cm
卵・・・3個
油・・・大さじ1
温かいご飯・・・2膳
塩・・・適量
しょうゆ・・・小さじ2

作り方
1 長ねぎはみじん切りにする。卵は器に割り入れ、塩少々を入れて菜箸で溶きほぐす。
2 フライパンに油を引いて高温になるまで熱し、卵液を入れてひと混ぜする。すぐご飯を入れ、素早く卵と混ぜる。[a]
3 塩としょうゆを入れてサッと炒める。[b] 最後に長ねぎを加えてひと混ぜしたら、火を消す。

[a] ご飯は温かくしておいて
[b]急いで急いで!気合で仕上げる

撮影/難波純子 『定年ごはん』(山田玲子著/大和書房)より

山田 玲子(やまだ・れいこ)プロフィル

 フェリス女学院大卒業後、調理師免許を取得。1995年より東京・杉並区の自宅にて、料理教室「Salon de R」を主宰。料理が美味しいのはもちろんのこと、おおらかな人柄と面白い話に、笑いの絶えない料理教室として評判を呼び、生徒のリピーター率が高い。「食は一番身近な外交」と、NY、シンガポールなどで定期的に料理教室を開催。また、千葉県市川市で男性向けの料理教室を開催し、個性豊かな男性たちにもひるまず、時におだてて時に厳しく指導する人気講師として評判が高い。著書に「おにぎりレシピ101」(ポット出版)、「NY発!サラダBOWLレシピ」(大和書房)などがある。

定年ごはん
 山田 玲子 (著) / 大和書房
定価 1404円(税込)

 定年準備するならお金よりごはん!料理しないまま、人生を終えるなんて、もったいない!昼メシからつまみまで66レシピ。本書が目指すのは「たまに作る凝った男の料理」ではなく、「ふだんのごはん」を作れるようになること、です。

  • この連載について / ひとりでできる男の昼メシ

    「料理は初めて」という定年世代の男性を対象に10年以上前から教室を開いている料理研究家が紹介するレシピ本「定年ごはん」から定番メニューを紹介します。人生で初めて料理に向き合う定年男子たちのエピソードも。

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