健康"腸"寿プロジェクトとは

研究が進み注目される”腸”をテーマに長寿を考える

2019.02.28

 人生100年と言われる時代になり、多くの生活者は「健康」「お金」「孤独」の3つの不安を抱えています。50代からの生き方・暮らし方を発信するメディア&コミュニティ「朝日新聞Reライフプロジェクト」は、こうした社会的な課題に向き合い、企業や生活者の皆さんと解決策を考えています。

 なかでも老後の大きな不安のひとつである「健康」について、プロジェクトは、新たな取り組みを始めます。最初のテーマとして、近年、腸内フローラの解析技術が進み注目される「腸」に注目し、「健康寿プロジェクト」をスタートさせます。Reライフ.netでも腸に関する特集「腸から始める長寿生活」を立ち上げました。今後、最新の研究や読者による体験共有などの活動を進めていきます。

 「腸」は、近年、遺伝子解析とデータ分析が飛躍的に進んだことで、腸内フローラに関する研究が進み、注目を集めています。「21世紀は腸の時代」とも言われ、単なる消化器の一つではなく、長寿や全身の健康とのつながりを示唆する研究論文も発表されています。一方で、食生活の欧米化などにより日本人の腸内環境に変化が起き、大腸がんなどの疾患も増えています。特に、腸内細菌の多くがすむ大腸の役割は大きく、50代以降に増える「便秘」の悩みにとどまらず、全身の健康と大腸との関係が注目されています。

 こうした状況を受け、朝日新聞社Reライフプロジェクトは「健康寿プロジェクト」を立ち上げます。

 最初の企画として、31日に、大腸がんを乗り越え元気に活躍する87歳の喜劇役者・大村崑さんと、消化器の専門家で帝京平成大学教授の松井輝明さんをお招きし、腸の健康を保つコツと健康長寿について考えるトークショーを実施。東京・日本橋のロイヤルパークで開催する「ReライフFESTIVAL 2019」内の企画です。3月下旬に朝日新聞朝刊で対談の模様をお伝えする予定です。

 また、腸について情報を発信する特集腸から始める長寿生活WEBサイト「Reライフ.net」に開設しました。

本プロジェクトは現在、下記の企業にご協賛、ご協力いただいています。

●協賛
 
 

 
 
●後援
 
 

 
 

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