”キレイの達人”が語る「人生100年時代を美しく生きる秘訣」

「きょうもキレイ」スペシャルトーク/東京・銀座「GINZA SIX」

2020.02.20

 朝日新聞Reライフプロジェクトは1日、東京・銀座「GINZA SIX」で、ナチュラルメイクの先駆者である美容研究家・小林照子さんと、女性誌やテレビなどで女優やアナウンサーのスタイリングを手がける石田純子さんをお招きし、スペシャルトークショーを開催しました。人生後半を楽しむ参加者たちを前に、お二人はそれぞれ、年を重ねてから「何を着ればいいのか」迷う大人向けのおしゃれのコツや、「人生100年時代を美しく生きる秘訣(ひけつ)」について語りかけました。

石田純子さん「きょうもキレイ」スペシャルトーク

 スペシャルトークの第1部は、「おしゃれの魔法~洋服から力をもらおう」をテーマに、石田さんが登壇。年を重ね何を着ていいのかわからなくなった「迷子の大人」に向けて、安心して着られる服だけでなく、これまでと違う装いにチャレンジする勇気をもつことをアドバイス。しばらく会わなかった友達に、「あなたって変わらず素敵ね」と言ってもらえるよう、脱皮をして欲しいと話しました。

 トークの後は、旬の着こなしをファッションショー形式で紹介。トレンドカラーのピンクの着こなし、1枚で主役を張れるボリューム感のあるブラウス、苦手な人の多いワイドパンツを素敵に着る方法。ランウェーを歩くモデルの方々のトータルコーディネートに、視線が集まりました。

石田純子さん「きょうもキレイ」スペシャルトーク

 最後に、大人のキレイの極意を伝授。「全身のバランスや自分らしさの取り入れ方など、素敵に見えるセオリーもあるけれど、一番大切なのは、“お肌をきれいにする”こと。いくつになってもきれいな色が着られるように、今日からお肌のケアをして」と、次の小林さんにバトンタッチしました。

 石田さんは、Reライフ読者会議のメンバー向けに一人ひとりファッションアドバイスをして似合う服に変身させるイベント「きょうもキレイ撮影会」の講師をつとめてきました。2017年から始めたこのイベントに、過去に参加した人は計100人。この日のイベントで読者モデルをつとめたメンバーも、その中から募りました。過去のイベントの模様を集めた連載50代から輝く 100人のキレイ」は、読者モデルが石田さんに服を選んでもらった前後の姿を並べたもので、その100人全員の写真を集めた特大パネルも会場入り口に設置されました。参加者たちは、思い思いに写真を探し、撮影の思い出話に花を咲かせていました。

 第2部は、美容研究家・小林照子さんが「人生100年時代を美しく生きる秘訣(ひけつ)」をテーマに話しました。

小林照子さん「きょうもキレイ」スペシャルトーク

 今年、85歳になる小林さんがまず語ったのは、いくつになっても夢をもつことの大切さでした。「もう年だ、人生これから最後にどうしようとか、〇〇後と考えず、教養も経験もある人生がこれから30年もある。なんのリスクもない。人生100年時代を美しく生きるために、今からチャレンジして」と。

 小林さんは、56歳で起業するまで、コーセーで活躍。「ナチュラルメイク」の考案や世界初の美容液など、数々のヒット商品を生み出し、現在も、若手の育成や商品開発を手がけるメイクアップアーティストです。自分の夢を次の世代の人に伝授し、世界に広めてほしいのだと語りました。

 美しく生きるための“こころの持ち方”を教えてくださった後は、“見た目の美しさ”を保つ方法について。肌に必要なのは、うなはだけ(う=うるおい、な=なめらか、は=はりがあって、だ=弾力がある、け=血色がいい)。「欠点があってもきれいなのは、20代まで。いいところを生かし、肌につやと潤いがあれば、それだけで個性がでる。どんな服も着こなせます。だから、みなさん、自分の魅力に自信をもって!」

 お二人の先生から、キレイを楽しむことの大切さを伺い、会場は大きな拍手に包まれました。

●プロフィル

石田純子(いしだ・じゅんこ) スタイリスト。ファッション誌編集者を経て独立。女性誌のファッションページやテレビなどのスタイリングを手がけ、女優やアナウンサーも数多く担当する。「大人の着こなしバイブル」など著作も多数。一般向けの着こなし講座は人気で、「アクセサリーひとつ変えただけで、雰囲気がガラリと変わった」などと好評。持論は「小物づかいや着こなし方などにその人らしさが感じられることが、本当のおしゃれ」。

小林照子(こばやし・てるこ) 美容研究家、ヘア&メイクアップアーティスト。小林コーセー(現・コーセー)に美容部員として入社し、その人らしさを生かした「ナチュラルメイク」を創出、業界初の美容液やパウダリーファンデーションを開発するなど、長年、美容業界で活躍している。近著は「人生は、『手』で変わる。」(朝日新聞出版)など。

(構成・三好由真、写真・イイダマサユキ)

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