森山良子さん、清水ミチコさんの仲良し二人が語る「おしゃれ」とは?ウィッグで気分も上々
自信をつけて、気分を上げて。 なんでも前向きにトライ!
日本を代表する歌手であり、パーソナリティー、声優としても活躍する森山良子さんと、ものまねはもちろん、ナレーション、演技にも才能を見せる清水ミチコさん。その年齢を超越した輝きと会話のセンスは同世代の憧れの的です。レディースアートネイチャー「フリーディアDeux」のCMにご出演し、プライベートでも大の仲良しの二人が、おしゃれについて、そして生き方について語り合いました。
歌手 森山良子さん × タレント 清水ミチコさん 対談
常に明るく、ステップアップ 前向きな姿勢が大好き

森山 ミッちゃんとは、トーク番組もほとんど普段のおしゃべりで、お互いに「素」でいられる存在。この前のCM撮影のロケも楽しかったわね。
清水 そうそう、森山さん、外国人エキストラさんに「これ英語でどういうの?」ってなんでも聞くんだもの。そういえばロケの合間に買った、大量の高級かつおぶしは?
森山 お好み焼きを4回やりました(笑)。ああいうもの見つけて買うの、大好き。
清水 森山さんとは長い付き合いになるけど、いつもニコニコして、怒ったところを見たことがないなあ。
森山 ためるのが苦手で、いいたいことはそのまま口に出すからかしら。
清水 森山さんのそういう人間性を尊敬してます。いつのまにか他人を幸せな気分にしているというか。
森山 ミッちゃんも一見ぶっきらぼうだけど、優しくて不思議な人。コンサートもオリジナリティーがあって、常にステップアップしていく姿勢には感銘を受けています。矢野顕子さんとも「すごいミュージシャンだよね」って話しているのよ。
清水 うれしい! 私は、ものまねをする対象は基本的に好きな人。音楽表現の中に日常が見える人は理想的。たとえば、森山さんの歌には、いつもおいしいものを持ってきてくれる優しさや、普段の生活の清潔感がにじみ出ている。それは、わざわざ見せようとして出せるものじゃないですよ。

おしゃれは自分の基準で ウィッグで気分も上々
森山 好きなものを着て気持ちをスッキリさせるのも大事よね。私、舞台衣装は常にウエストより上にポイントを持ってきて、身長の低さが気にならないようにしているの。
清水 いつも素敵な衣装で観客が驚くくらいステージを走り回る。よく息切れしませんね。
森山 しているのよ(笑)。普段は紺に白襟、ギンガムチェックなどガーリーなものが好きで。いくつになっても「かわいい!」が価値観の中心になっちゃう。
清水 ぴっちりしたパンツとか、ハードな靴で急に「ロックっぽい」格好をして若さを主張するよりは、「かわいい!」のほうが、見ていてうれしいですよ。
森山 でも若い頃に比べると、髪の量が減って、一つに束ねると細くなったなあーと感じるの。
清水 私は、出産後、直毛がくせ毛になって、毎晩ドライヤーで伸ばすのが面倒で。
森山 初めて、オーダーメイドウィッグのフリーディアを使ったとき、どうだった?
清水 軽くて驚き! 舞台や撮影で使っていたウィッグは重くてうっとうしかったけれど、フリーディアは全然気にならない。想像以上でした。
森山 髪色やツヤも不自然さがないのよね。同年代の友達に「良子ちゃん、今日本当につけているの?」と聞かれて、その場で外そうとしたら慌てて止められたけど。
清水 ウィッグって、プロの手を借りてセットするほどではないけどちゃんとしたい、というときに便利ですよね。
森山 オフの日だって、化粧はしていなくても髪形さえきちっとしていれば、恥ずかしくなくスーパーにも行ける。旅行先でも絶対、楽よね。
清水 髪から自信がつくと、生活が変わります。見た目だけじゃなくて、精神的に。
森山 そう! だいぶ変わります。自信を持っていつも笑顔で、小さなことは吹き飛ばしちゃう人って魅力的。意識して上向きにしていくことが必要よね。
清水 森山さんみたいに、自分から機嫌よく振る舞っていると、周りも影響される。なんでも前向きにトライする姿を見習います。
森山 ウィッグも試してみると、自然さと簡単さが実感できるはず。まずは最初の一歩が大切ね。

森山良子(もりやま・りょうこ)/歌手。1967年「この広い野原いっぱい」でデビュー。その後、ミリオンセラー「禁じられた恋」をはじめ「涙そうそう」、「さとうきび畑」、「あなたが好きで」など、数々のヒット曲を生み出す。 透明感のある歌声と歌唱力で、名実ともに日本のトップシンガーに。ニッポン放送「オールナイトニッポン MUSIC 10」にて月曜日のパーソナリティーを務める他、幅広く活躍中。
清水ミチコ(しみず・みちこ)/タレント。ラジオ番組の構成作家からスタートし、1986年、渋谷ジァンジァンにて初ライブ。87年『笑っていいとも!』レギュラーとして全国区デビュー。以後、独特のものまねと上質な音楽パロディーで注目され、テレビ、ラジオ、映画、エッセー、CD制作等、幅広い分野で活躍中。毎年の武道館公演も恒例となっている。
(企画制作:朝日新聞社メディアビジネス局)
![]() |
関連記事
あわせて読みたい
おすすめ記事
\ プレゼント・アンケート受付中! /
プレゼント・アンケート
-
-
[受付中]2023年春の京都非公開文化財特別公開にご招待
2023/03/21
-
-
[受付中]「福祉や介護の仕事」について、みなさまのご意見をお聞かせください
2023/03/20
\ 学ぼう、参加しよう!ただいま募集中 /
講座・イベント
-
-
[受付終了]老後のお金を学び、管理する金融サービスについて意見を聞かせてください
2023/02/28
-
-
[受付終了]「Reライフフェスティバル2023春」を取材しませんか? 読者リポーター募集
2023/02/03
これまでの活動をリポート
-
-
大原千鶴さんの「いつくしみ」という言葉 広まって流行語大賞になりますように
2023/03/27
-
-
熟睡のひけつは? 睡眠障害治療の専門家・内山真さんが解説
2023/03/27
-
-
どの作品もすばらしい! 生きていく勇気やエネルギーをもらいました
2023/03/23