<連載> 専門家のお悩み相談室

子育て中で、老後の貯蓄ができません。定年後をどう考えるべきですか?

作家・楠木新さんが読者の疑問に答えます(7)

2020.07.03

 あなたは定年後、お金を上手に使えますか? 「人生100年時代」を迎え、長い老後に備えて節約や貯金に意識が向きがちです。でも、それだけで幸せな老後を送れるのでしょうか。Reライフ読者会議メンバーの疑問に、『定年後のお金』を刊行した作家の楠木新さんに答えてもらいました。

定年間近の男性

Q:大阪府の50代男性からの質問

 現在まだ子育ての真っ最中で、老後の貯蓄が全くできていない状況です。定年後の生活に向けてのお金の使い方について考えるきっかけとなればと思い応募しました。

A:楠木さんの回答

 50代前半であれば、まだまだ時間があります。まず自分の家計の管理から始めましょう。「財産増減一括表」も参考にして、家計の把握をしてみてください。

 一般には、子育ても一段落する50代後半から貯金を積み上げる人は少なくありません。お金を有効に使うには、現役を離れてから考えるのではなく、50代から興味のあることに手を出しておくことが大切だと思います。定年後に自分のやりたい楽しみを見つけるためにいろいろ行動してみることが大切でしょう。

  • 楠木 新(くすのき・あらた)

    作家、神戸松蔭女子学院大学教授

    1954年神戸市生まれ。京都大学法学部卒業後、生命保険会社に入社。 人事・労務関係をはじめ総合企画、支社長などを経験。会社勤務と並行して「働く意味」「個人と組織」をテーマに取材を続け、執筆、講演などに取り組む。 2015年3月に定年退職。現在、神戸松蔭女子学院大学教授。『定年後』『定年準備』『定年後のお金』など著書多数。

  • この連載について / 専門家のお悩み相談室

    「第二の人生」を生きていく上で、誰もが様々な課題に直面します。Reライフ読者会議のメンバーから寄せられた悩みや疑問を皆で共有し、解決のヒントを専門家に教えてもらいます。

関連記事

おすすめ記事

PAGE TOP