デマや中傷に”SNS疲れ”を感じる人も 新型コロナで変わった?SNS活用法

「インターネットの利用に関するアンケート」調査結果(前編)

2020.06.03

 新型コロナウイルスの感染拡大の前と後で、SNSの使い方はどう変わりましたか? Reライフ読者会議メンバーの皆さんに聞いたところ、デマを拡散してしまった人、家族でオンライン誕生会を開いた人など、「コロナ時代」のSNSをめぐるさまざまなエピソードが寄せられました。

スマートフォンをもつ女性

SNSを「毎日使う人」が6割超

 使ったことがあるSNSを尋ねると、LINEが全体の71%で最も高く、You Tube(63%)、Facebook(54%)、Twitter(44%)、Instagram(32%)、mixi(13%)の順で多かった。「SNSは利用したことがない」という人は10%。SNSの利用頻度は、「毎日のように」が33%、「日に何度も」が31%で、毎日使っている人が6割以上を占めた。
 SNSを利用している人が「普段、SNSで見たり情報を探したりする分野」(複数回答)は、「ニュースや論評・コメント」が293人で最も多く、「趣味」も262人。「料理・レシピ」は158人、「旅行・景観」は129人、「エンターテイメント」は124人、「著名人」は96人、「世の中の流行」は96人だった。

「デマ、拡散しちゃった……」

 自由記述欄には、新型コロナ予防と称してSNSで次々と広がる偽情報に翻弄(ほんろう)された人の姿も。「コロナ予防のチェーンメールに踊らされて、偽情報を友達にいっぱい配信してしまった」と書いたのは、奈良県の50代の女性。「それからは、予防メールが来ても読むだけにしている」
 大阪府の60代女性は「友人から『拡散してください』というメールが来たけれど、おかしい内容なのでそのままにした。後からデマと分かった」。神奈川県の50代男性は「知人の感染症対策のデマに対して、LINEではっきり注意した」と書いた。
 東京都の50代女性は、自衛の心構えを記した。「デマがLINEで回ってくるので、うのみにせず自分で確認するようにしている。拡散の依頼も絶対にしない」

かかりつけ病院でクラスター発生

 「SNS 使用頻度が増えた」と書いた東京都の70代男性は、かかりつけ病院で新型コロナの感染クラスターが発生。外来診療の状況などの情報をSNSから得ている。感染状況や国の対応などのニュース収集にも使っているという。東京都の60代男性も「感染症の専門家のtwitterをフォローするようになった」と書いた。
 一方、”SNS疲れ”を感じて、あふれる情報と距離を置こうとする人も。神奈川県の50代の女性は、「友達からLINEが来ることが増えた。面白かった動画などを送り合ったり、励まし合ったりしている」と楽しみに使っている一方で、「Twitterは非建設的な誹謗(ひぼう)中傷が多く見られてつらくなったので、だんだん見る回数が減っている」。東京都の50代女性も「新型コロナや衛生に対する考え方、意見の違いが明確になり、SNSを見るのが嫌になった。でも見てしまう」という。

誕生会やイベントをオンラインで

 コロナ禍で、SNSの新しい楽しみ方を見つけた人も。群馬県の60代女性は「気持ちが落ちるのであまりニュースは見なくなった。マスクの作り方、生活の工夫の仕方をTwitterなどで見るようになった」。大阪府の60代女性は「YouTubeで解禁されたライプや、リレー動画をよく見るようになった」。
 「LINEを始めて、独立している子どもたちとその家族とのオンライン誕生会をした」(茨城、60代男性)や、「趣味、勉強などの仲間とZoomミーティングを始めた」(千葉、60代女性)という声もあった。

 愛知県の60代女性は「『オンライン』が普通になったら、地方にすんでいる私でも、色々なイベントに参加できるようになる。ワクワク感が募ってきた」。東京都の60代男性は「まだオンライン飲み会とかに参加できていない。早くそこまでのレベルになれるように勉強中」と書いた

 調査は、2020年4月28日~5月11日にReライフプロジェクトのwebサイトで実施。有効回答は526人(男性46%女性54%)。年代別では49歳以下11%、50代33%、60代35%、70代17%、80代以上3%。

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