“下味冷凍”でマンネリを打破 節約+時短で今晩のおかずに

料理研究家・石澤清美さんのおいしいレシピ(下)

2020.09.16

 今夜のおかず、何にしよう--。外出自粛の影響で、男女問わずReライフ世代の「外食を控えているから食事が単調になっている」といった嘆きが事務局に寄せられています。料理研究家の石澤清美さんは、新著『下味冷凍スピードおかず』で72種類ものレシピを提案。今回は、鮭を使った「おかずの素(もと)」とアレンジレシピ2例をご紹介します。

下味冷凍スピードおかず
下味冷凍スピードおかず©主婦と生活社

 下味冷凍とは、肉や魚などの生の食材と調味料を保存袋に入れ、味付けをしてから冷凍すること。日々のご飯づくりを楽にしてくれる「おかずの素」。スーパーの特売日に肉や魚を多めに買えば節約になり、保存できる期間が長いので食材を無駄にせず使い切れる。先に味を付けて冷凍しておくだけで、何通りものメニューが作れるのも魅力です。

「下味冷凍」の例:鮭のレモン塩麴漬け

鮭のレモン塩麴漬け
鮭のレモン塩麴漬け©主婦と生活社

【材料 主菜ならおよそ2人分】

 生鮭…2切れ(約240g)
 レモンの輪切り…3枚
 A(塩麴…大さじ1と1/2、レモン汁…小さじ1、水…大さじ1)

【作り方】

 1 鮭は1切れを3~4等分(ひと口大)のそぎ切りにする。
 2 保存袋にAを入れ、袋の上からもんでよく混ぜる。
 3 1を加え、鮭に調味料をなじませてからレモンの輪切りを加える。空気を抜きながら口を閉じ、平たくして冷凍する。

【そのままカンタン調理例】小麦粉をまぶしてムニエルに、レンチンしてお弁当の一品に、水やだし汁で野菜とサッと煮、パン粉をふってオーブン焼きに

アレンジレシピ1:鮭と玉ねぎのワイン蒸し

鮭と玉ねぎのワイン蒸し
鮭と玉ねぎのワイン蒸し©主婦と生活社

【材料 2人分】

 ★鮭のレモン塩麴漬け…1袋分
 玉ねぎ…2/3個
 プチトマト…12個
 白ワイン…50ml
 パセリのみじん切り…大さじ1
 こしょう…少々
 オリーブオイル…少々

【作り方】

 1 玉ねぎは薄切りにする。
 2 鍋またはフライパンにオリーブオイルを塗り、玉ねぎを敷きつめる。凍ったままの[★鮭のレモン塩麴漬け]を漬け汁ごとのせる。
 3 白ワインを回しかけ、ふたをして火にかけ、蒸気が立ってきたら弱めの中火にし、8分ほど蒸し煮にする。
 4 プチトマトのヘタを取って散らし、ふたをしてさらに2分煮る。器に盛り、パセリ、こしょうをふる。

アレンジレシピ2:鮭ののり巻き天ぷら

鮭ののり巻き天ぷら
鮭ののり巻き天ぷら©主婦と生活社

【材料 2人分】

 ★鮭のレモン塩麴漬け…1袋分
 焼きのり(21cm×19cm)…1枚
 ししとう…4本
 揚げ油…適量
 A(小麦粉…大さじ3、片栗粉…大さじ1、水…70ml)

【作り方】

 1 ししとうははさみでヘタの先を切り、1カ所に小さく切り目を入れる(破裂を防ぐため)。焼きのりは8等分に切る。
 2 解凍した[★鮭のレモン塩麴漬け]の鮭の汁けをふいて焼きのりで巻き、薄く小麦粉適量(分量外)をまぶす。
 3 揚げ油を中温(170℃)に熱し、混ぜ合わせたAに2をくぐらせて入れ、カリッとするまで揚げる。レモンも同様に衣にくぐらせて揚げる。
 4 1のししとうはそのまま油に10秒ほど入れて素揚げにし、添える。

  • 石澤清美
  • 石澤 清美(いしざわ・きよみ)

    料理研究家

    家庭料理をはじめ、パン、お菓子、保存食などの幅広いジャンルのレシピを紹介し、これまでに50冊以上の料理本を執筆・監修。季節の食材を使った料理教室「KIYOMI's FOOD ATELIER」を主宰している。国際中医師・国際中医薬膳師。米国Nutrition Therapy Institute(NTI)認定栄養コンサルタント。ハーバルセラピスト。利酒師・酒匠。

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