“下味冷凍”でマンネリを打破 節約+時短で今晩のおかずに
料理研究家・石澤清美さんのおいしいレシピ(下)
今夜のおかず、何にしよう--。外出自粛の影響で、男女問わずReライフ世代の「外食を控えているから食事が単調になっている」といった嘆きが事務局に寄せられています。料理研究家の石澤清美さんは、新著『下味冷凍スピードおかず』で72種類ものレシピを提案。今回は、鮭を使った「おかずの素(もと)」とアレンジレシピ2例をご紹介します。

下味冷凍とは、肉や魚などの生の食材と調味料を保存袋に入れ、味付けをしてから冷凍すること。日々のご飯づくりを楽にしてくれる「おかずの素」。スーパーの特売日に肉や魚を多めに買えば節約になり、保存できる期間が長いので食材を無駄にせず使い切れる。先に味を付けて冷凍しておくだけで、何通りものメニューが作れるのも魅力です。
「下味冷凍」の例:鮭のレモン塩麴漬け

【材料 主菜ならおよそ2人分】
生鮭…2切れ(約240g)
レモンの輪切り…3枚
A(塩麴…大さじ1と1/2、レモン汁…小さじ1、水…大さじ1)
【作り方】
1 鮭は1切れを3~4等分(ひと口大)のそぎ切りにする。
2 保存袋にAを入れ、袋の上からもんでよく混ぜる。
3 1を加え、鮭に調味料をなじませてからレモンの輪切りを加える。空気を抜きながら口を閉じ、平たくして冷凍する。
【そのままカンタン調理例】小麦粉をまぶしてムニエルに、レンチンしてお弁当の一品に、水やだし汁で野菜とサッと煮、パン粉をふってオーブン焼きに
アレンジレシピ1:鮭と玉ねぎのワイン蒸し

【材料 2人分】
★鮭のレモン塩麴漬け…1袋分
玉ねぎ…2/3個
プチトマト…12個
白ワイン…50ml
パセリのみじん切り…大さじ1
こしょう…少々
オリーブオイル…少々
【作り方】
1 玉ねぎは薄切りにする。
2 鍋またはフライパンにオリーブオイルを塗り、玉ねぎを敷きつめる。凍ったままの[★鮭のレモン塩麴漬け]を漬け汁ごとのせる。
3 白ワインを回しかけ、ふたをして火にかけ、蒸気が立ってきたら弱めの中火にし、8分ほど蒸し煮にする。
4 プチトマトのヘタを取って散らし、ふたをしてさらに2分煮る。器に盛り、パセリ、こしょうをふる。
アレンジレシピ2:鮭ののり巻き天ぷら

【材料 2人分】
★鮭のレモン塩麴漬け…1袋分
焼きのり(21cm×19cm)…1枚
ししとう…4本
揚げ油…適量
A(小麦粉…大さじ3、片栗粉…大さじ1、水…70ml)
【作り方】
1 ししとうははさみでヘタの先を切り、1カ所に小さく切り目を入れる(破裂を防ぐため)。焼きのりは8等分に切る。
2 解凍した[★鮭のレモン塩麴漬け]の鮭の汁けをふいて焼きのりで巻き、薄く小麦粉適量(分量外)をまぶす。
3 揚げ油を中温(170℃)に熱し、混ぜ合わせたAに2をくぐらせて入れ、カリッとするまで揚げる。レモンも同様に衣にくぐらせて揚げる。
4 1のししとうはそのまま油に10秒ほど入れて素揚げにし、添える。
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