<連載> いっしょに! きくち体操

腕をねじる体操で肩こり解消 わきの下の老廃物も流そう

(いっしょに! きくち体操 14)腕をねじる 血流よくなり肩こりほぐれる

2021.04.05

 連載14回目は「腕をねじる」体操を取り上げます。

 腕をぞうきんを絞るようにねじると、呼吸が深く出来るようになるという。腕を回してねじり、よく動かすことができれば、全身の血流がよくなる。血液の滞りが原因で肩こりがおきる時、腕の付け根を刺激して筋肉を動かすことで、血液やリンパの滞りがなくなれば、肩こりもほぐれてくるという。

きくち体操14
きくち体操の教室で指導する菊池和子さん=平山亜理撮影

 きくち体操代表の菊池和子さん(86)は「意識を向けて筋肉を動かせば、体全体に酸素をとりこめる。きれいな血液がたくさん流れれば、肩こりも解消する」と話す。

 では、どう動かせばいいのか。具体的な動きを説明してもらった。

 ① 足を肩幅に広げて、両手を横にあげる。指は開く。両肩の力は抜くが、肩が上がらないように気をつける。おなかはひっこめる。足の裏でしっかり床を踏みしめるように意識する。視線は正面に向ける(写真1)。

きくち体操14-1

 ② 腕を真横に上げたまま前側にねじる。重心は、体の真ん中におき、足の裏全体で踏みしめる。腰は反らさない。肩は力まずに力を抜く。背中や腰の筋肉を感じるようにする(写真2)。

きくち体操14-2

 ③ 腕を真横に上げたまま後ろ側にねじる。腕の付け根から、肋骨(ろっこつ)の周りの筋肉や、おなかの筋肉などを感じながらねじる。回す時は、手の小指を意識する(写真3)。

きくち体操14-3

 顔が締まったり、二重あごが解消したりなどの効果も期待できるという。背中や腕もすっきりし、見た目にも影響する。

 腕は、胸や首、肩甲骨などにつながっており、腕を動かすことで、上半身の筋肉が大きく動くため、深い呼吸が出来るようになるという。また、わきの下には、上半身の中でも老廃物がたまりやすく、ここを刺激することで、リンパの流れもよくなる。

 菊池さんは「バストアップにもなり、体調がよくなる」と話している。

(構成・平山亜理)

(2020年11月18日付け朝日新聞・東京都内版から)

  • 菊池和子
  • 菊池 和子(きくち・かずこ)

    体操指導者

    1934年、秋田県生まれ。日本女子体育短期大卒。中学校の体育教師を経て、きくち体操を創設した。本部は川崎で、東京、神奈川の直営教室のほか、関東、関西などに約83クラスを持つ。

  • この連載について / いっしょに! きくち体操

    朝日新聞東京版で連載中の「いっしょに! きくち体操」。体操指導者・菊池和子さんが教える「きくち体操」は中高年を中心に人気を集めています。人生100年時代、介護に頼らず、いつまでも健康な体を目指しましょう。

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