外出自粛長期化で「体調変化をとても感じる」年初の1.5倍 運動不足が深刻に

コロナ禍の体調管理アンケート結果(上)

2021.06.02

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う「緊急事態宣言」や「まん延防止等重点措置」により、不要不急の外出が制限されています。この結果、運動不足が徐々に深刻化し、体調の変化を感じている人が増えていることが、朝日新聞Reライフプロジェクトが行ったアンケートの結果からみえてきました。運動不足は便秘や血糖値の上昇などに影響します。現状がどうなのか、どんな対策をとっているのか。回答者から寄せられた様々な声も含め、3回にわたって紹介します。

体調不良イメージ

 昨年12月から今年1月にかけて行った前回アンケートと、今年5月のアンケートで、外出の自粛に伴って「体調の変化」を感じているかを尋ねました。その結果、前回は「とても感じる」と答えた人が16%、「少し感じる」が45%で、合わせて61%でした。

体調変化グラフ

 これに対し、今年5月は「とても感じる」が23%、「少し感じる」が41%と、「とても感じる」が1.5倍に増えていました。合計で64%となり、体調の変化を感じている人が増えていることがわかりました。

 変化を感じている内容について複数回答で尋ねたところ、「足腰が弱くなった」が30%と最も多く、次いで「体重が増えた」が24%、「疲れやすくなった」が21%の順でした。「意欲がわかなくなった」「よく眠れななった」もそれぞれ15%ありました。

 原因として見えてきたのは、やはり外出の減少です。コロナ禍前、外出の頻度が「ほぼ毎日」だった人は30%、「週に5~6日」が29%でした。それが、コロナ禍で「ほぼ毎日」は13%、「週5~6日」は19%と大幅に減っていました。理由は「観劇や映画、美術鑑賞」「友だちづきあい」に加え、家族での旅行や外出、外食が減ったことなどが大きいようです。

機会が減ったイベント

 この結果、運動不足を感じている人は、「とても感じる」が33%、「少し感じる」は36%で、合計で69%。前回調査では「とても感じる」が25%、「少し感じる」が41%でしたから、「とても感じる」という人の割合が増えていることが分かりました。

運動不足グラフ

 東京、大阪など10都道府県に出されている緊急事態宣言は解除できず、6月20日までになっています。8県に出されている「まん延防止等重点措置」も、多くは6月20日までの予定です。高齢者を対象にしたワクチン摂取は始まっていますが、なかなか進みません。しばらく不要不急の外出自粛が求められる厳しい状況が続きます。そんななか、次回は、体調を維持するため、どんな工夫をしているのかを紹介します。

 調査は読者会議メンバーを対象にReライフプロジェクトのwebサイトで行いました。1回目は2020年12月23日~2021年1月14日、2回目は5月18日~5月27日に実施。有効回答は前回が255人、今回は149人(49歳以下11%、50代31%、60代31%、70代23%、80代4%)でした。

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