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<連載> 腸戦者に訊く

「ビフィズス菌トレ」 長友佑都選手と森永乳業の挑戦

長友佑都さん・森永乳業の小田巻俊孝さん ビフィズス菌トレ開始編

2021.07.23

 ビフィズス菌研究のパイオニアである森永乳業と、世界で活躍するサッカーの長友佑都選手がタッグを組んだ「ビフィズス菌トレ」のスタートから1年。1回目の今回は長友選手のベストパフォーマンスを引き出すためのパートナーとして、ビフィズス菌を通じて腸内細菌の変化を見守り続けた、森永乳業基礎研究所腸内フローラ研究室の室長で農学博士の小田巻俊孝さんと長友選手に、「ビフィズス菌トレ」を始めたきっかけを伺いました。(全3回)

小田巻さん長友さんツーショット

――「ビフィズス菌トレ」とはどのような取り組みですか?

小田巻 最新の腸内細菌の研究結果から、全身の健康も、キレイも、腸内細菌のバランスが密接に関わっていることが分かってきています。「ビフィズス菌トレ」とは、ビフィズス菌研究のパイオニアである私たち森永乳業が提唱する新しい形のトレーニングです。大腸の有用菌の代表格であるビフィズス菌を継続的にとることを中心に、腸内細菌と健康との密接なかかわりについて知り、腸内環境を整える食事を心掛けて適度な運動と組み合わせて実践することで、大腸の腸内環境をカラダの内と外の両面からより強く、より健やかな状態へと鍛え、体調管理、免疫力アップ、ダイエット、アレルギー対策などに役立てていこうという取り組みです。

パフォーマンスにおなかの調子が影響

――長友選手はなぜ「ビフィズス菌トレ」に挑戦しようと思ったのですか。

長友 僕は2022年のワールドカップを目指しています。36歳で迎えるわけで、若手もどんどん出てきますし、なかなか難しい挑戦です。その中で、筋トレや食事の改革など色々なことを自分で試行錯誤しながらやってきましたが、疲労がたまったときや、長距離移動をしたときに、おなかの調子を崩すことがよくありました。おなかをこわしてコンディションが悪いとピッチで結果を残すこともできず、悩んでいたんです。

 そんなときに森永乳業の「ビフィズス菌トレ」の話を聞き、これは僕のベストコンディションを完成させるための最後のピースになるんじゃないか、ビフィズス菌の力でおなかの状態、腸の状態が良くなれば、もっと自分のコンディションが上がり、目標が達成できるんじゃないかと思いました。

小田巻 そんな長友選手に森永乳業のビフィズス菌研究がお役に立てるのでは、と名乗りを上げました。その背景には近年の技術革新で腸内細菌が果たす役割について飛躍的に研究が進み、全身の健康への影響も明らかになってきていることがあります。

 森永乳業は、乳幼児ミルクの製造を1920年に始めた会社です。以来長きにわたり、赤ちゃんが健やかに成長するための腸内環境についてもさまざまな研究を続けてきました。その研究の中で、ビフィズス菌が私たちの健康の維持に大きく関わることが明らかになっています。実は、生まれたばかりの赤ちゃんのおなかの中にはビフィズス菌が多くすみ、成長を助けたり外敵から守ったりするために重要な役割を果たしています。このことから、大人の健康にも役立つことは多いのでは、と考え50年以上にわたって様々な研究を積み重ねてきました。

 その分野のトップランナーとしての知見をもって日々腸内細菌の変化を観察することで、長友選手のコンディショニング維持に役立てるのではないかと考えました。

長友さん孤影①-1

ビフィズス菌研究50年の実績を信頼

――長友選手はビフィズス菌について、どれぐらいご存じでしたか。

長友 名前は聞いたことはありましたけど、働きはよく知りませんでした。そもそも僕自身もおなかの調子を整えるためにどうすればいいのか、何の菌が良いのかも全然分からない状態で。でも、森永乳業は50年以上もビフィズス菌の研究をされているので、その実績に信頼を感じ、僕自身もかけてみたい、という思いでしたね。

 小田巻 ありがとうございます。私自身も学生時代は栄養の研究をしていて、ビフィズス菌のビの字も知りませんでした。会社に入って腸内細菌やビフィズス菌研究をするようになり、理化学研究所や国内外の大学に留学するなどして研究を続けさせてもらってきました。今ではその奥深さにすっかり魅せられて日々研究に励んでいます。

  腸内細菌については、これまでも研究はされていたのですが、解明されていないことが非常に多かったのです。21世紀に入って菌の遺伝子情報を網羅的に解析できる技術革新があり、これまで知られていなかった腸内細菌や健康への影響が次々と発見され、世界中で毎年たくさんの腸内細菌に関する研究成果が発表されるようになりました。ビフィズス菌もその一つで、毎年次々と新しい菌種や機能性についての発見があります。そういうタイミングでのスタートだったので、本当に毎日が楽しかったです。

小田巻①孤影

 ――森永乳業がヒト由来のビフィズス菌にこだわる理由を教えてください。

小田巻 ヒトのおなかにすんでいるビフィズス菌と、ほかの動物や環境にいるビフィズス菌は種類が違います。ヒトの大腸内にいるビフィズス菌は1500万年もの間、類人猿とともに進化してきたと考えられているため、ヒト以外の動物にすんでいるビフィズス菌とは違ったヒトに良い作用が多く存在しているという仮説をもって、研究を続けています。

次回は、長友選手を長年苦しめたおなかの不調と、選手生命をかけて取り組んだ「ビフィズス菌トレ」の成果について訊(き)きます。

■腸戦者に訊く

第2回 「ビフィズス菌トレ」で長友佑都選手のコンディションが劇的に変化
第3回 「ビフィズス菌トレ」は長友佑都選手の未来を拓く
第4回  ビフィズス菌が赤ちゃんをおなかから守る

(企画・製作:朝日新聞Reライフプロジェクト)

  • 長友佑都
  • 長友 佑都(ながとも・ゆうと)

    プロサッカー選手

    1986年、愛媛県生まれ。昨季までリーグ・アンのオリンピック・マルセイユ所属。明治大学在学中の2008年、FC東京でJリーグデビュー。10年7月セリエAのチェゼーナに、11年1月にはインテル・ミラノへ移籍。20年~21年はオリンピック・マルセイユに所属。13年アジアサッカー連盟から国際最優秀選手賞に選出。日本代表としても南アフリカ、ブラジル、ロシアとW杯3大会連続出場を果たし、3大会11試合出場は、日本人最多出場となる。

  • 小田巻俊孝
  • 小田巻 俊孝(おだまき・としたか)

    森永乳業研究本部 基礎研究所腸内フローラ研究室長、農学博士

    1997年東京大学農学部卒業、1999年同大学大学院農学生命科学研究科修士課程修了、森永乳業入社。飲料や乳製品の製造現場やヨーグルトの製品開発を経験した後に、ビフィズス菌をはじめとする腸内細菌の基礎・応用研究に約20年間従事。様々な外部研究機関との共同研究を推進し、理化学研究所やアイルランドのCork大学には自ら研究員として参画。大学での非常勤講師等も務め、腸内細菌学会をはじめ複数の学会から受賞歴あり。

  • この連載について / 腸戦者に訊く

    ビフィズス菌は1500万年にわたって人類と共存してきました。ヒト由来のビフィズス菌に50年以上にわたって向き合い、研究の成果を人々の暮らしに役立ててきた森永乳業の研究者たちに挑戦の軌跡を訊(き)きました。

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