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<連載> 腸戦者に訊く

「ビフィズス菌トレ」は長友佑都選手の未来を拓く

長友佑都さん・森永乳業の小田巻俊孝さん ビフィズス菌トレ実践編

2021.08.06

  世界で活躍するサッカーの長友佑都選手。自身の腸内フローラを劇的に変えた「ビフィズス菌トレ」を通して、これまで以上に食事にも気をつかうようになったといいます。最終回となる今回も長友選手と、長友選手の腸内細菌の変化を見守った森永乳業基礎研究所腸内フローラ研究室の室長で農学博士の小田巻俊孝さんに伺いました。(全3回)

長友佑都さん、小田巻俊孝さん座画

森永乳業50年の研究を信頼

――長友さんは以前からビフィズス菌を意識していましたか。

長友 名前は聞いたことはありましたけれど、僕自身もおなかにとって何が良いのか、何の菌が良いのかも全然分からない状態で。でも、森永乳業さんは50年以上もビフィズス菌の研究をされているということなので、そこの信頼に僕自身もかけてみたというか、すがる思いでしたね。

 結果、マルセイユ、フランスでも良い状態にもっていけましたし、6月の代表戦でも、まだまだ自分では満足はできていませんが、自分自身の価値というものを改めて証明できたんじゃないかなと思います。確実に自分のサッカーは良い方向にいっています。

長友選手の昼食
長友選手は食事のときにビフィズス菌を入れたヨーグルトを食べていた=長友佑都選手提供

――長友さんはどういう方法でビフィズス菌をとられていますか。

長友 基本的にヨーグルトと一緒にとっていました。

――毎食ですか。

長友 基本的には朝食のときですね。

――朝食は何時くらいにとりますか。

長友 8時くらいですかね。試合があってもなくてもだいたい8時から9時くらいです。

――マルセイユでは食べ物は変わりましたか。

長友 いいえ、基本的には自分が食べるべきものっていうのは分かっているので、しっかりと変わらず食べていました。ただ、食材が日本とフランスでは違うので、なかなか同じとはいきませんでしたが。

――食事はご家族と一緒に食べるのですか。

長友 基本的に一緒に食べますね。

――ご家族から「ビフィズス菌トレ」について何か言われたことはありますか。 

長友 妻などは、僕が忘れていたりすると、「きょう、とってないわね」と教えてくれます。長友家にもビフィズス菌トレは浸透しました。

 小田巻さんから聞いた、家族と一緒にお風呂に入るとビフィズス菌が共有されるという話をよく覚えていて。

小田巻 我々の研究で、お風呂に一緒に入る家族は、家族間で共通の腸内細菌種をより多く持っていることが分かっています。つまり自分の腸内フローラが良くないと、子どもや孫にも悪い菌が移ってしまう可能性があるのです。

長友 その話を聞いて、家族のためにも続ける意味があると思いました。

長友佑都選手孤影

効果を高める「食物繊維」「オリゴ糖」意識

――長友さんの「専属シェフ」である加藤超也さんは何か言われていますか。

長友 シェフもかなりこだわってやっているので、ビフィズス菌トレをやりながら、どういう食事をしたら良いのか、サポートしたら良いのかということは常日頃から取り組んでくれています。

――「ビフィズス菌トレ」をするにあたって、ビフィズス菌のエサになる食物繊維など、意識してとるようになったものはありますか。 

長友 ワカメ、というか海藻類を取った方がよいと言われたので、意識するようになりましたね。 

――フランスでもワカメは手に入るのですか。

長友 なかなか海藻類はフランスでは手に入らないので、日本から持参してもらったり、送ってもらったりしていました。オリゴ糖もとっていました。とくにタマネギは意識して食べていました。加藤シェフがポタージュを作って出してくれたりしました。

長友選手の夕食 ワカメ入り
夕食の麺料理にはワカメが添えられていた。長友選手はビフィズス菌のえさとなる食物繊維をとるため、積極的に海藻を食べていた=長友佑都選手提供

 ――ビフィズス菌トレでは、採便などで苦労はありませんでしたか。

長友 採便の技術は相当上がりましたね。ちゃちゃちゃっと。やっぱ人間は慣れるんだなと。全然苦に思わなかったです(笑)。

――何日ごとに採取するのですか。

小田巻 長友選手の負担にならない範囲ということでしたが、毎日採っていただいた期間もありました。

――ビフィズス菌トレについて、ほかの選手と話すことはありますか。

長友 あります、あります。仲間からも「どういうことやっているの」とよく聞かれます。

――スポーツ選手は腸が敏感だとよく聞きます。ほかの選手は苦労していませんか。

長友 敏感な選手はいるようです。環境の変化や、移動も大変ですし。もちろん試合に出ることのプレッシャーもあるでしょう。おなかの調子を崩す選手は多いと思います。

――長友さんは後輩の悩みの相談にものっていて、チームにとって欠かせない存在です。

長友 若手がそう思ってくれていると良いんですけどね。「ようしゃべるなー」とか、「うるせーな」とか思われているかもしれないので、なるべく思われないようにコントロールしていきます(笑)。

森永乳業小田巻氏孤影

命かける思いで向かう

――長友さん、いまの思いをお願いします。

長友 僕にとって2022年ワールドカップは4大会目になるんですが、これまでよりも思い入れが強いんです。もちろん、自分の夢の舞台なので、すごい信念をもってやっていましたが、今回はそれ以上です。なんていう言葉で表していいか分かりませんが、命をかけるくらいの気持ちで向かおうと思っています。

――ぜひ、ピッチを駆け回る姿を見せてください。 

長友 はい。見せます。 

――小田巻さん、腸内細菌の変化を見守ったパートナーとしていかがですか。

小田巻 ビフィズス菌は薬ではないので、召し上がっていただいて、劇的に良くなるということはありません。そのため長友選手が効果を感じていただけるかどうか、最初はちょっと不安がありました。ただ、おなかの調子を整えることで体調を良い状態に保つことで、その人の力を最大限出し切ってもらうことを考えていました。今回、長友選手ご自身に体調が上がってきたと実感していただけたことが、何よりありがたいと感じています。ぜひ、好調を維持するために、このビフィズス菌が来年、その先とお役に立てればいいなと思っています。

■腸戦者に訊く
第1回 「ビフィズス菌トレ」 長友佑都選手と森永乳業の挑戦
第2回 「ビフィズス菌トレ」で長友佑都選手のコンディションが劇的に変化

(企画・製作:朝日新聞Reライフプロジェクト)

  • 長友佑都
  • 長友 佑都(ながとも・ゆうと)

    プロサッカー選手

    1986年、愛媛県生まれ。昨季までリーグ・アンのオリンピック・マルセイユ所属。明治大学在学中の2008年、FC東京でJリーグデビュー。10年7月セリエAのチェゼーナに、11年1月にはインテル・ミラノへ移籍。20年~21年はオリンピック・マルセイユに所属。13年アジアサッカー連盟から国際最優秀選手賞に選出。日本代表としても南アフリカ、ブラジル、ロシアとW杯3大会連続出場を果たし、3大会11試合出場は、日本人最多出場となる。

  • 小田巻俊孝
  • 小田巻 俊孝(おだまき・としたか)

    森永乳業研究本部 基礎研究所腸内フローラ研究室長、農学博士

    1997年東京大学農学部卒業、1999年同大学大学院農学生命科学研究科修士課程修了、森永乳業入社。飲料や乳製品の製造現場やヨーグルトの製品開発を経験した後に、ビフィズス菌をはじめとする腸内細菌の基礎・応用研究に約20年間従事。様々な外部研究機関との共同研究を推進し、理化学研究所やアイルランドのCork大学には自ら研究員として参画。大学での非常勤講師等も務め、腸内細菌学会をはじめ複数の学会から受賞歴あり。

  • この連載について / 腸戦者に訊く

    ビフィズス菌は1500万年にわたって人類と共存してきました。ヒト由来のビフィズス菌に50年以上にわたって向き合い、研究の成果を人々の暮らしに役立ててきた森永乳業の研究者たちに挑戦の軌跡を訊(き)きました。

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